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ケンショー

2023/04/21

土器量の変化から人口変化をイメージするー京都大学構内遺跡の事例研究

京都大学構内遺跡各地点調査でこれまでに報告された縄文時代から近代までのすべての土器点数を集計した。100年間あたりの土器量変化を統計学的処理を加えてグラフ化し、土器量変化から遺跡範囲の人口変化をイメージする。(1)縄文中期と縄文晩期のピーク時の土器量が近似する、(2)弥生・古墳時代は安定的集落が存在しない程度の土器量であることなどがわかった。奈良時代以降は、13世紀にピークがあり、16・17世紀には縄文集落継続期の人口と同程度かそれ以下と推測可能。

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