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ケンショー

2023/04/21

埴輪焼成実験―野焼きと窯焼きの黒斑の特徴―

最高温度が900度を超える窯焼成の場合、黒斑は残存しないと考えられてきた。しかし近年、朝鮮半島三国時代の甕棺墓の甕のように、窯焼成土器に黒斑のような痕跡の付く事例がみられることから、黒斑の付着が野焼きの証拠と言いにくい状況が生じている。そこで、実験により窯焼成で黒斑が残りうるかを検証する。さらに、実験により野焼きと窯焼きの黒斑の特徴を明確にする。

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