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トピック詳細

70回実行委員会

2024/04/12

白石哲也、櫻井要「縄文クッキーの実験考古学-山形県押出遺跡の事例から-」

本発表では、山形県押出遺跡で出土した炭化したクッキー状炭化物を実験的に再現した。これらの炭化した加工食品は、東日本の縄文遺跡から約210点の報告例があり(中村2007)、C/N同位体比分析により、堅果類のデンプンを主成分としている可能性が示されている(國木田2012)。そこで、今回は、縄文時代に存在した可能性のある植物性食料のみで製作実験を行い、それらの栄養評価までを実施した。

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