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トピック詳細

70回実行委員会

2024/04/12

高尾将矢「新潟県出土の中世和鏡」

中世和鏡の研究は、主に美術的観点から進められてきた。しかし、近年の発掘調査の増加に伴い、遺跡からの出土例が増加し、考古学的側面から研究・分析する必要性が増している。2018年には、國學院大學により、全国の出土中世和鏡の集成結果が示された。しかし、県内の集成に若干の遺漏が認められる。そこで、遺漏分と近年の出土例を追記し集成を行った。また同時に、形態や共伴遺物から編年的位置付けを行い、県内出土の中世和鏡の実態を明らかとする。

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