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トピック詳細

70回実行委員会

2024/04/12

長友朋子・廣瀬覚・木立雅朗・金井千紘・石川康紀・榊原悠介「埴輪の焼成実験-砂混和量の異なる胎土を用いた窯および野焼き-」

埴輪の焼成方法解明のため、窯焼成と野焼きの実験をおこなった。窯焼成では徐々に温度が上昇するのに対し、野焼きは急激に温度が上昇する。急激に焼成温度が上昇すると、土の熱による膨張が急激に起こるため、埴輪の破損率が高まる。そこで、今回はどの程度の混和量で埴輪が割れるのかを検証するため、混和量の異なる4種類の土を用意して埴輪を製作し、野焼きと窯焼きで実験を実施した。

コメント 1件

徳富孔一

# 01

長友朋子・廣瀬覚・木立雅朗・金井千紘・石川康紀・榊原悠介様

徳富孔一と申します。
質問致したいことが1点ございましたので、質問致します。
ご発表で焼成実験と結果については、よく分かりましたが、実際の埴輪における粘土に対する砂混和量はどういう比率なのでしょうか?
つまり、実際の埴輪において、粘土に対する砂混和量が、2:1、4:1、8:1、1:0の4者が存在することを前提とされているのか、あくまで仮定で粘土に対する砂混和量を設定されているのか、このご発表では分からなかったため、質問させていただきました。
埴輪の研究では、認識されている事柄なのかも知れませんが、お教えいただけましたら幸いです。

徳富孔一 拝