戻る

トピック詳細

70回実行委員会

2024/04/12

三阪一徳・杉佳樹「埋葬施設における赤色顔料使用に関する研究-岡山県域の弥生時代後期から古墳時代前期を対象として-」

本研究では弥生時代後期から古墳時代前期の岡山県域における墳丘墓や古墳などの埋葬施設から検出された赤色顔料を対象とし、それらが使用された墳丘・墓壙・棺・槨の種類・規模、赤色顔料の種類・塗布散布パターン・量、共伴する副葬品の種類などについて、その時期的変化および地域差(備前・備中・美作)を明らかにする。この結果にもとづき、当該期の社会の階層化の過程において、埋葬施設での赤色顔料使用が担った役割について議論する。

コメント 0件