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トピック詳細

70回実行委員会

2024/04/12

脇園大史「平沢官衙遺跡における市民参画型再整備デザイン検討ワークショップの実施-地域社会の変化に順応できる遺跡整備のあり方を目指して-」

平沢官衙遺跡(つくば市)は、老朽化に伴い再整備の時期を迎えている。整備過程が一般に共有されることは少なく、市民が主体的に参画機会を得ることは難しい。発表者は、再整備予定の倉庫群の柱位置表示に注目し、そのデザインを市民と協働して検討することを目的としたワークショップを2023年3月に実施した。本発表では、その内容と成果をまとめ、整備過程における利害関係者間での遺跡像の共有が、将来的な地域変化に順応できる整備手法へつながる可能性を示す。

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