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ケンショー

2023/04/21

唐三彩陶枕の分類と流通

これまで、日本から出土した唐代の釉陶器は、三彩枕が中心であることが注目されている。一方、中国では、三彩枕は唐代の城址、墳墓および窯跡で散見されるのみで、それに関する研究も少ない。そこで本発表では、中国で出土した三彩枕を網羅し、日本の分析手法を用いて器形・装飾の再分類を試み、系譜を明らかにすることで当時の中国における流通の実相に迫る。さらに、日本出土品との比較から、日中間の流通についても検討する。

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