東京例会


第57回考古学研究会東京例会 「東日本の古墳壁画を考える」開催のお知らせ


【趣旨】 東日本では初の未盗掘の装飾古墳の発見となった1973年の虎塚古墳の発掘調査からまもなく半世紀が経とうとしています。近年の九州の装飾古墳との比較研究や合戦原遺跡38号横穴墓の線刻壁画の発見など新たな状況が明らかになりつつあり、さらに震災を契機とした福島県清戸迫横穴の3次元計測による成果とデータの活用など、維持が困難な古墳壁画の保存と公開にも新たな展開がみられます。こうした状況を踏まえつつ、正射画像データの蓄積が進む九州を中心とした西日本の装飾古墳に対して東日本の装飾古墳がどのようにとらえられるのか全国的な視点から検討します。


【日時】 2022年7月30日(土)13:00~17:00 (参加者入室開始12:30)
【主催】 考古学研究会東京例会
【開催形態】 Zoomミーティングによるオンライン開催(要事前申込み・オンライン登録)

【申し込み方法】Zoomによるオンライン開催です。以下のURLから登録・お申込みください。登録後に受付完了メールと、当日参加用のURLが自動返信されます。

<参加申込URL>

https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZMvdeqsqT8jHNEgfzXvd7u6xZ32hFfVMdBM

*受付完了メールが送られてこない方や、Zoomによる参加方法がわからない方は、
下記の問い合わせ先の例会代表アドレスまでメールにてお問い合わせください。

*録画の公開は行いません。

【定員】 85名(申し込み先着順)
【参加費】 無料(考古学研究会会員でない方も参加できます)
【当日資料】 PDF形式で配布します。印刷は行いません。開催前日までに、メールでURLをご案内します。開催後、考古学研究会HPで公開します。
【内容】(報告は発表50分、質疑10分。調査報告は発表35分、質疑5分)
13:00~13:05 趣旨説明:忽那敬三(明治大学博物館)
13:05~14:05 報告1:稲田健一(ひたちなか市埋蔵文化財調査センター)
        「茨城県内の装飾古墳-九州の装飾古墳との関係を探る-」
14:05~14:10 休憩
14:10~15:10 報告2:山田隆博(宮城県山元町教育委員会)
        「合戦原遺跡38号墓と東北地方の古墳壁画」
15:10~15:15 休憩
15:15~15:55 調査報告:藤澤 敦(東北大学)
        「国史跡清戸迫横穴の3次元計測と活用」
15:55~16:00 休憩
16:00~17:00 報告3:河野一隆(九州国立博物館)
        「九州から見た東日本の装飾古墳~飾られた墓は誰に見せるものか?~」
17:00 閉会

【問い合わせ先】メールのみ受け付けます。

考古学研究会東京例会代表アドレス koukentokyoreikai■gmail.com ※■を@に入れ替える
(受信確認・返信に数日かかる場合があります)    

                                      以 上