考古学研究会
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東海例会


第32回考古学研究会東海例会
東海における古墳時代の土木技術を考える
-古墳の築造を中心に-

趣 旨
   東海地方では、近年調査によって、愛知県豊川市船山1号墳、 富加町夕田茶臼山古墳・杉洞古墳など墳丘の構築方法が判明する事例が増えてきている。 特に船山1号墳は、95mの前方後円墳で、古墳時代中期後半の三河を代表する首長墓であり、 前方部を横断的に調査しており、前方部とはいえ全国的にみても墳丘盛土の情報量は計り知れない。 また、静岡県では、通史的な土を盛る技術について検討され、 古墳時代については、現時点での古墳の構築方法が総括的に報告されている。
   古墳の築造は言うまでもなく当時の最先端の土木技術が採用されたと想定できるため、 今回は、船山1号墳の発掘調査の成果を交えて、 古墳時代の土木技術の代表的事例として古墳の構築方法を中心に土木技術の展開を考える。 古墳の築造技術は青木敬氏により墳丘の中心に小丘を造り、そこに肉付けしていく、 中央から外側に向かって盛土をする東日本的工法、 墳丘の外周に土手を作ってからその中を充填していく西日本的工法があることが示されており、 各地域においてこのような区分が有効か、あるいは東海独自あるいは地域の独自性があるのか、 東海四県の事例を収集し比較検討することで、古墳時代社会の在り方について検討する一助としたい。


       日時         2019年2月9日(土)  12:30~ 受付開始

       会場         静岡大学 人文学部E棟101講義室

  • 13:00~     開会挨拶・趣旨説明  大谷宏治 氏

  • 13:10~  田村隆太郎 氏     「遠江・駿河における古墳時代の土木技術の状況」

  • 13:50~  山中美歩 氏     「浜松市光明山古墳の最新発掘調査成果について」

  • 14:00~  天野雄矢 氏     「尾張・三河における古墳時代の土木技術の状況」

  • 14:40~   (休憩)

  • 14:50~  島田崇正 氏     「美濃における古墳時代の土木技術の状況」  

  • 15:30~  高松雅文 氏      「 伊勢における古墳時代の土木技術の状況」  

  • 16:15~  シンポジウム     「東海における古墳時代の土木技術を考える」  

  • 17:00     閉会挨拶


問い合わせ先:大谷宏治(tzsn0395▲yahoo.co.jp)
※▲を@に置き換えてください