東海例会


第37回考古学研究会東海例会「中世城館の諸相―山頂の城と山麓の館―」


1 趣旨

 近年、岐阜県では山頂・山麓に位置する中世城館の発掘調査が進展し、城館の機能や時期、遺構の性格、出土遺物の様相など、様々な情報が蓄積されつつある。特に2021年には、山頂の城において建物や庭園と推定される遺構が相次いで発見され、大きな話題となった。
 今回の研究会では、このような岐阜県における最新の調査成果とそれに基づく研究成果を、石垣、建物、庭園、出土遺物などの観点から検討する。また、それらの諸相について、東海地方の城館と比較し、議論を深めたい。

2 日時

2022年8月20日(土) 13:00~16:45

3 開催方法

 オンライン(Zoom)

4 日程

13:00~13:10 「趣旨説明」

13:10~13:50 報告1「飛騨の中世城館群 -江馬氏城館跡・姉小路城館跡の発掘調査を中心に-」三好清超(飛騨市教育委員会)

13:50~14:30 報告2「守護の城大桑城 -令和2~3年度の調査成果から考える-」高木晃(岐阜市ぎふ魅力づくり推進部))

14:45~15:25 報告3「美濃金山城の構造と出土遺物の様相」長江真和(可児市文化スポーツ部)

15:25~16:05 報告4「美濃における織豊期以前の城郭石垣」内堀信雄(岐阜市ぎふ魅力づくり推進部)

16:05~16:45 総括 「岐阜県における中世城館跡調査の成果と課題 -特に山城を中心として-」中井 均(滋賀県立大学)

5 申込方法

 事前申込みが必要です(参加費無料)。

 以下のURLから参加登録をしてください(参加申込は8/12まで)。

https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZAlcOysqTspE9aP-9psO5QYBe4QlxuBQQS9

6 お問い合わせ  onogi0111▲outlook.jp  (担当:小野木)(※ ▲を@に入れ替えてください)