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東京例会
第4回考古学研究会合同例会・第61回東京例会「古墳造営と地域開発」開催のお知らせ
開催趣旨:前代に古墳がみられない地域に突如として、古墳や群集墳が形成されることがある。これらの造営の背後には、多様な土地や資源と不可分に結びついた人々の営みがあったと推定できる。悉皆的な埋蔵文化財の調査がもたらした情報の蓄積は、周知の高塚のみならず埋没古墳群や大集落、首長居館、手工業生産の拠点を明らかにしつつある。また、それらの存在は、後代のミヤケ、郡衙あるいは寺院といった古代の諸施設の所在とも密接な関係があることが指摘されている。
古墳と集落の関係は、すでに各地で集成的研究や継続的なシンポジウムにおいて議論され、資料や論点の蓄積が進展しつつある。そこで第4回考古学研究会合同例会では、例会の広域性を生かし、この課題に関する地域ごとの成果を持ち寄り、各地の議論を統合したい。さらにそれぞれの到達点と課題の共有をとおして、古墳時代における土地開発の進展と社会構造の関係を解明することをめざす。
開催日時:2023年10月14日(土)12:30~17:40
会場:國學院大学渋谷キャンパス5号館(体育館棟)2階 5202教室(渋谷駅より徒歩約15分)
建物はこちら https://www.kokugakuin.ac.jp/about/information/campus_shibuya
アクセスはこちら https://www.kokugakuin.ac.jp/access
開催形態:対面開催 事前申し込みは不要です。(オンラインのライブ配信は行いません。討論を除いた録画を開催後に会員限定で公開予定)
定員:150名
参加費:学生会員300円、学生(非会員)500円、一般会員800円、一般(非会員)1,000円
*ここ数年のオンライン併用での研究会実施にともなう対面参加者の減少と経費負担、会場費・印刷費等の高騰により参加費の値上げを余儀なくされております。ご理解のほど、よろしくお願いします
発表要旨集:会場で参加者に頒布(PDFは公開しません)
プログラム:受付開始12:00
12:30~12:40 「趣旨説明」 寺前 直人(駒澤大学:東京例会)
12:40~13:20 「北関東における土地開発と古墳造営」
若狭 徹(明治大学:東京例会)
13:20~14:00 「駿河・伊豆地域における古墳造営と地域開発―6・7世紀を中心に―」
藤村 翔(富士市教育委員会:東海例会)
14:00~14:10 休憩
14:10~14:50 「畿内の古代集落と地域開発-墓域との関わりを中心に」
道上 祥武(奈良文化財研究所:関西例会)
14:50~15:30 「6・7世紀の出雲平野における水利開発と古墳築造動向」
池淵 俊一(島根県古代文化センター:岡山例会)
15:30~15:40 休憩
15:40~17:40 討議:司会:青木 敬(國學院大學:東京例会)・寺前直人
*問い合わせ先:メールのみ受け付けます。
koukentokyoreikai■gmail.com ※■を@に入れ替えてください。(受信確認・返信に数日かかる場合があります)