〒700-0027
岡山県岡山市北区清心町16-37長井ビル201
TEL・FAX 086-255-7840
『考古学研究』 2014〜最新号 第61巻第1号(通巻241号)〜 第70巻第4号(通巻280号)
<第61巻第1号(通巻241号) 2014年6月>
お知らせ
展望
群馬県金井東裏遺跡の発掘調査と「古墳総合調査」の取り組み 深澤敦仁
考古学研究会関西例会30周年記念シンポジウム『新資料で問う古墳時代成立過程とその意義』参加記 上田直弥
高松塚古墳壁画修理作業室 第2回特別公開に参加して 魚津知克
野口王墓古墳(天武・持統天皇檜隈大内陵)の立ち入り観察 東影 悠
第46回「建国記念の日」を考える県民のつどい(岡山)参加記 古市秀治
論文
ヤブチ式土器と貝器文化-沖縄県南城市武芸洞遺跡出土資料の分析から- 山崎真治
瀬戸内海東部における凸帯文土器の変遷と展開 妹尾裕介
紀伊における飛鳥・白鳳期の軒瓦の系譜と地域性 丹野 拓
韓半島青銅器時代における集落の石器組成比較と生業 孫晙鎬(中村大介訳)
考古フォーカス
宮城県南三陸町 新井田館跡の発掘調査 南三陸町教育委員会
大阪府藤井寺市 野中古墳 中久保辰夫
考古学研究会第60回総会・研究集会報告
会員つうしん
<第61巻第2号(通巻242号) 2014年9月>
展望
アムール川流域における先住民村落の景観史 大西秀之
考古学研究会第60回総会講演
世界から見た日本考古学-中国とカナダからのまなざし- 秦小麗
考古学研究会第60回総会研究集会報告(上)
世界の中の縄文文化-国際化への布石- 瀬口眞司
世界の中の弥生時代-弥生文化の特質- 長友朋子
論文
内折口縁土器について-長門西部における弥生時代前期末~中期初頭の様相- 田畑直彦
弥生時代後期・終末期の勾玉からみた地域間関係とその変容-西日本の墓出土資料を中心に- 谷澤亜里
書評
杉山浩平著『弥生文化と海人』 柴田昌児
大西秀之著『技術と身体の民族誌-フィリピン・ルソン島山地民社会に息づく民俗工芸-』 石村 智
新刊紹介
日本考古学協会編集・発行(オープンアクセス)『Japanese Journal of Archaeology』 渋谷綾子
ココが聞きたいッ!考古学の最前線
パブリックと考古学のあいだで 村野正景(聞き手:山下大輝・福島 栞・石村 智)
考古フォーカス
岩手県野田村 平清水Ⅲ遺跡の発掘調査 野田村教育委員会 井上雅孝
例会レポート
岡山7月例会
関西例会ミニシンポジウム『被災地の考古学~東北派遣職員の証言~』
横田 明・安井宣也・池田征弘・鈴木久史・甲斐昭光・古川 匠・山本 誠・岡村勝行
委員会つうしん・会員つうしん
<第61巻第3号(通巻243号) 2014年12月>
展望
さあ議論を始めよう-考古学研究会第60回総会・研究集会「学生討論会」の報告と展望-
上月克己・五木田まきは・北川祐輔・山下大輝・石村 智
アジア・太平洋地域水中文化遺産会議と共有海事遺産の概念について 木村 淳
北米理論考古学会2014年大会参加記 光本 順
考古学研究会第60回総会研究集会報告(下)
世界の中の古墳時代研究-比較考古学の観点から- 辻田淳一郎
世界の中の日本人考古学者-東南アジアのフィールドから- 丸井雅子
総括討議
論文
世界が変わるとき-弥生時代中期の北部九州を素材として- 溝口孝司
研究ノート
縄文時代中期における土器使用の研究-住居内埋設土器を中心として- 本橋恵美子
先古典期マヤ文明の遠距離交換と石器製作-グアテマラ共和国セイバル遺跡の先古典期中期の打製石器- 青山和夫
書評
工藤雄一郎/国立歴史民俗博物館(編)『ここまでわかった!縄文人の植物利用』 細谷 葵
角道亮介著『西周王朝とその青銅器』 内田純子
考古フォーカス
鳥取県鳥取市 高住井手添遺跡の発掘調査 北 浩明
アメリカ合衆国コロラド州 メサ=ヴェルデ国立公園 荒川史康・佐々木憲一
例会レポート
岡山9月例会
会員つうしん
<第61巻第4号(通巻244号) 2015年3月>
展望
ふくしまの復興-記憶をつなぐ-参加記 中居和志
シンポジウム「震災復興と埋蔵文化財」参加記 福永伸哉
2月に考えたこと-考古学が考古学であるために- 岸本道昭
考古学研究会第61回総会講演要旨
環境変動と考古学研究 甲元眞之
考古学研究会第61回総会研究集会発表要旨
趣旨説明「学際的アプローチと考古学研究」 清家 章・小林青樹
特別報告要旨「酸素同位体比年輪年代法がもたらす新しい考古学研究の可能性」 中塚 武
更新世から完新世への推移と人間活動-学際研究の現状と課題- 藤山龍造
水田遺跡の調査をめぐる学際的アプローチ 江浦 洋
炭素14年代をふまえたヤマト国像と倭国形成問題 岸本直文
考古学的手法を用いた火山災害研究-10世紀の巨大噴火と東北地方北部における人間活動- 丸山浩治
論文
まれびとの訪い-日本列島石刃石器群の成立- 田村 隆
日本列島における鉄剣の出現とその系譜 杉山和德
古墳時代中期の埴輪生産-京都府久津川古墳群の分析事例から- 原田昌浩
書評
韓国考古学会編 武末純一監訳『概説 韓国考古学』 西谷 正
宮本一夫・高大倫編著『東チベットの先史社会』四川省チベット自治州における日中共同発掘調査の記録 小林青樹
内山幸子著『イヌの考古学』 沖田絵麻
新刊紹介
惠谷浩子・前川歩編『遺跡学の宇宙 戦後黎明期を築いた13人の記録』 南 秀雄
考古学研究会創立のころ
春成秀爾さんに聞く/考古学研究会と私(聞き手:岸本道昭)
考古学研究会との出合い
ココが聞きたいッ!考古学の最前線
考古学から現代社会へ 羽生淳子(聞き手:中川朋美・銘苅耕作・吉田 広)
考古フォーカス
新潟県胎内市 城の山古墳の発掘調査 水澤幸一
岡山県岡山市 鹿田遺跡(岡山大学構地内)の発掘調査 岡山大学埋蔵文化財調査研究センター
例会レポート
委員会つうしん・会員つうしん
<第62巻第1号(通巻245号) 2015年6月>
展望
イスラームは文化財を破壊するのか?-誤解と破壊の拡大を防ぐために- 野口 淳
4年を経た被災地宮城から 藤沢 敦
第3回国連防災世界会議の枠組みにおける国際専門家会合「文化遺産と災害に強い地域社会」参加記 寺前直人・菊地芳朗
第2回アジア太平洋地域水中文化遺産会議その後 岩淵聡文・中西裕見子
能褒野古墳群および淡輪ニサンザイ古墳(宇度墓)の限定公開参加記 中久保辰夫・河内一浩
論文
「木組遺構」再考-縄文時代にアク抜き施設は存在するのか- 栗島義明
考古学的視点から見た肥前西部地域の流通構造 柴田 亮
研究ノート
沖縄諸島におけるくびれ平底土器群の再検討-グスク時代初頭における土器文化の転換解明のための基礎作業- 與嶺友紀也
書評
角田徳幸著『たたら吹製鉄の成立と展開』 上栫 武
俵寛司著『脱植民地主義のベトナム考古学-「ベトナムモデル」「中国モデル」を超えて-』 吉田泰幸
新刊紹介
田中琢著『考古学で現代を見る』 森岡秀人
考古学研究会創立のころ
河本清さんに月の輪古墳発掘の頃を聞く/「月の輪」から考古学研究会へ(聞き手:山本悦世・岩﨑志保)
考古学研究会との出合い
考古学研究会創立60周年記念企画「会誌でみる考古学研究会の60年」(1)
考古フォーカス
高知県四万十町 高岡神社の祭礼と銅矛 吉田 広
シリア ルメイラ村の前期青銅器時代から鉄器時代-テル・アリ・アル=ハッジ調査報告書の刊行- 石田恵子・木下尚子
考古学研究会第61回総会・研究集会報告
会員つうしん
<第62巻第2号(通巻246号) 2015年9月>
考古学研究会常任委員会声明 国立大学における人文社会科学系分野のあり方をめぐる議論について
展望
御廟野古墳(天智天皇山科陵)の立入り観察参加記 杉本 宏
高松塚古墳・キトラ古墳壁画保存修復作業の特別公開(第3回)に参加して 高田健一・杉本 宏
月の輪古墳とともに62年 角南勝弘
【連載企画】アートな考古学の風景 ①「アートと考古学」ってなに? 村野正景・岡村勝行
考古学研究会第61回総会研究集会報告(上)
酸素同位体比年輪年代法がもたらす新しい考古学研究の可能性 中塚 武
更新世から完新世への推移と人間活動-学際研究の現状と課題- 藤山龍造
考古学的手法を用いた火山災害研究-10世紀の巨大噴火と東北地方北部における人間活動- 丸山浩治
論文
縄文土偶の終わり-東北地方北部・弥生時代土偶の編年- 金子昭彦
書評
大坪志子著『縄文玉文化の研究-九州ブランドから縄文文化の多様性を探る-』 水ノ江和同
川畑純著『武具が語る古代史-古墳時代社会の構造転換-』 豊島直博
津野仁著『日本古代の軍事武装と系譜』 橋本英将
新刊紹介
北東北古代集落遺跡研究会編『9~11世紀の土器編年構築と集落遺跡の特質からみた,北東北世界の実態的研究』 瀬川拓郎
考古学研究会創立のころ
喜谷美宣さんに聞く/考古学研究会,岡山と私(聞き手:濱田延充)
考古学研究会との出合い
考古学研究会創立60周年記念企画「会誌でみる考古学研究会の60年」(2)
考古フォーカス
ベトナム ハイフォン市チャンケン遺跡 Nguyễn Thi ̣Kim Dung・吉田泰幸
広島県庄原市 佐田谷墳墓群の発掘調査 庄原市教育委員会
例会レポート
岡山5・7月例会を開催しました!
関西例会参加記
たより
鳥栖市立図書館に文化財常設展示コーナー新設 徳富孔一
委員会つうしん・全国委員つうしん
会員つうしん
<第62巻第3号(通巻247号) 2015年12月>
展望
栗原市入の沢遺跡シンポジウムに参加して-列島東北部の歴史に新たな光をあてる注目遺跡のこれから- 西川修一
岡山市百間川分流部の江戸時代治水遺跡とその保護 稲田孝司
政治に翻弄される世界遺産-2015年,ドイツ(ボン)における第39回世界遺産委員会の報告- 中村俊介
カナダ・トリケット島における先史時代遺跡の調査 真貝理香・菅野智則・山本直人・羽生淳子・松井 章・Duncan McLaren・Dale R.Croes
火打石研究の展望 小林 克
日本考古学の国際化に思う 河村好光
【連載企画】アートな考古学の風景 ②復元イメージの揺らぎとリアリティ 安芸早穂子
考古学研究会第61回総会講演
環境変動と考古学研究 甲元眞之
考古学研究会第61回総会研究集会報告(下)
水田遺跡の調査をめぐる学際的アプローチ 江浦 洋
炭素14年代の検証と倭国形成の歴史像 岸本直文
総括討議
論文
粘土槨の展開過程とその画期-畿内の事例を中心に- 上田直弥
書評
佐藤由紀男編『弥生土器(考古調査ハンドブック)』 石黒立人
廣瀬覚著『古代王権の形成と埴輪生産』 城倉正祥
考古学研究会創立のころ
都出比呂志さんに聞く/考研とともに歩んだ研究と運動(聞き手:岡村勝行・福永伸哉)
ココが聞きたいッ!考古学の最前線
文化庁の仕事からみた文化財行政と考古学 禰冝田佳男(聞き手:于朮・高部由夏・寺前直人)
考古フォーカス
岡山県総社市 神明遺跡の発掘調査 岡山県古代吉備文化財センター
トルコ共和国カイセリ県 セニル・スルトゥ,テクネカヤ・ホユック遺跡 山口雄治
例会レポート
岡山例会第20回シンポジウム「楯築墓成立の意義」を開催しました!
全国委員つうしん・会員つうしん
<第62巻第4号(通巻248号) 2016年3月>
展望
文化財保護行政を次世代につなぐために-「第2回埋蔵文化財保護行政説明会」のようす- 福永伸哉
「平成27年度埋蔵文化財保護行政基礎講座」参加記 清野孝之・三好裕太郎
古代からのメッセージ そして未来へ 古墳サミット大垣 髙木邦宏
第48回「建国記念の日」を考える県民の集い(岡山)参加記 銘苅耕作
【連載企画】アートな考古学の風景 ③アートが土足で踏み込んだ! 松井利夫・伊達伸明
考古学研究会第62回総会講演要旨
食の多様性と気候変動-縄文時代前期・中期の事例から- 羽生淳子
考古学研究会第62回総会研究集会趣旨説明・発表要旨
趣旨説明「環境変動と社会変容」 樋上 昇・松木武彦
縄文時代の環境変動と植物利用戦略 小畑弘己
地形発達と耕地利用からみた弥生・古墳時代の地域社会-河内平野南部を対象に- 大庭重信
古代浜名湖周辺にみる自然の変化と社会の変容 後藤建一
奄美・沖縄諸島貝塚時代における社会組織の変遷 高宮広土
論文
日本列島における漢鏡の東方拡散と保有・廃棄の意義 南健太郎
出土埴輪の原位置論的分析と破壊力学的検討から考える古墳の破壊 冨井 眞
古典期マヤの都市国家におけるイデオロギーのせめぎあい-メキシコ合衆国エル・パルマール遺跡の考古学調査と碑文解読から-
塚本憲一郎
書評
川島尚宗著『生産と饗宴からみた縄文時代の社会的複雑化』 瀬口眞司
新刊紹介
会下和宏著『墓制の展開にみる弥生社会』 清家 章
野口淳・安倍雅史編『イスラームと文化財』 吉田 広
久世仁士著『百舌鳥古墳群をあるく』『古市古墳群をあるく』 岸本道昭
考古学研究会創立60周年記念企画 「会誌でみる考古学研究会の60年」(3)
考古フォーカス
徳島県徳島市 渋野丸山古墳の調査 徳島市教育委員会
全国委員つうしん
<第63巻第1号(通巻249号) 2016年6月>
熊本地震により被災された会員のみなさまへ
展望
松帆銅鐸発見記念シンポジウムに参加して-淡路島の多数埋納銅鐸に関する最新の成果- 脇山佳奈
渋谷向山古墳事前調査のいわゆる「限定公開」参加 原田昌浩・金澤雄太
2015年度「陵墓」立ち入り観察に参加して-渋谷向山古墳の検討- 澤田秀実
【連載企画】アートな考古学の風景 ④共に語らい,共に愉しみ,共に拓く 中村 大・松尾 惠
論文
「藻塩焼く」の考古学-縄文時代における土器製塩技術の実験考古学的検討- 阿部芳郎
結合構造からみた組合せ鋤の機能と地域性-伊勢湾沿岸以西を中心に- 鶴来航介
盤上遊戯「
新刊紹介
阿子島香編『北の原始時代』 徳富孔一
小畑弘己著『タネをまく縄文人 最新科学が覆す農耕の起源』 中村 豊
考古フォーカス
マリ共和国 エスーク・タドメッカ遺跡 サム・ニクソン(清家章訳)
奈良県大和郡山市 郡山城天守台の発掘調査 大和郡山市教育委員会
考古学研究会第62回総会・研究集会報告
例会レポート
岡山例会・日本旧石器学会の合同研究集会「隠岐の黒曜石獲得と利用について」を開催しました!
お知らせ
全国委員つうしん
会員つうしん
<第63巻第2号(通巻250号) 2016年9月>
展望
特集 遺跡・ナショナリズム・先史学-フランス考古学の歴史から-
序論 坂野 徹
フランスにおける考古学-モノと言葉の略史(18世紀末~1945年)- ロラン・ネスプルス
フランスにおける考古学の発展と制度化-先史考古学,原史考古学,そして古代考古学の関係について(19~20世紀)- アルノ・ナンタ
アンリ・ブルーユ神父(1877~1961)-20世紀初頭フランスにおける先史学の道- ノエル・コーユ
平成28年(2016年)熊本地震による文化財被害および今考えること 杉井 健
アンスロポシーンの行方 瀧川 渉
西瀬戸内に伝わった山田寺式軒丸瓦 妹尾周三
【連載企画】アートな考古学の風景 ⑤アートと考古学の協働を複数化する 佐藤啓介
考古学研究会第62回総会講演
食の多様性と気候変動-縄文時代前期・中期の事例から- 羽生淳子
考古学研究会第62回総会研究集会報告(上)
地形発達と耕地利用からみた弥生・古墳時代の地域社会-河内平野南部を対象に- 大庭重信
古代浜名湖周辺にみる自然の変化と社会の変容 後藤建一
研究ノート
煉瓦の規格比定による旧池田トンネル竣工年代の推定 武内雅人
書評
和田勝彦著『遺跡保護の制度と行政』 大久保徹也
考古学研究会創立60周年記念企画「会誌でみる考古学研究会の60年」(4)
考古フォーカス
フランス バルヌネズ墳墓とヨーロッパ巨石文化 ロラン・ネスプルス
宮城県大崎市 北小松遺跡の発掘調査 小野章太郎(宮城県教育委員会)
例会レポート
岡山5・6・7月例会を開催しました!
全国委員つうしん
<第63巻第3号(通巻251号) 2016年12月>
展望
特集 第8回世界考古学会議京都大会(WAC-8)から考える1
WAC-8:どのような大会であったのか 岡村勝行
世界と繋がる日本考古学-WAC-8に思うこと- サイモン・ケイナー
フクシマから考える災害と文化遺産 菊地芳朗
日本考古学は海外研究者にどうみられたか 木村啓章・橘 泉
【連載企画】近・現代の戦争遺跡 ①近・現代の戦争遺跡と考古学研究の役割 高田健一
第12回「土の建築」世界会議(TERRA)参加録 市川 彰
考古学研究会関西例会200回記念シンポジウム「土器編年研究の現在と各時代の特質-須恵器生産の成立から終焉まで-」参加記
肥田翔子
考古学研究会第62回総会研究集会報告(下)
縄文時代の環境変動と植物利用戦略 小畑弘己
奄美・沖縄諸島貝塚時代における社会組織の変遷 高宮広土
総括討議
論文
縄文時代における注口付浅鉢の成立過程と煮沸具化の意義 阿部昭典・國木田大・吉田邦夫
考古学理論の転変と史的背景に関する一試論-欧米考古学を主要な素材としての分析と提言- 溝口孝司
書評
有松唯著『帝国の基層-西アジア領域国家形成過程の人類集団-』 下垣仁志
ランブロス・マラフォーリス著『どのようにモノは心をかたちづくるか-物質関与論-』 中川朋美
新刊紹介
四條畷市編『四條畷市史』第五巻(考古編) 濱田延充
考古フォーカス
福岡県 特別史跡「水城跡」-100年ぶりの断面調査- 九州歴史資料館文化財調査室 調査研究班
神奈川県鎌倉市 長谷小路周辺遺跡の石棺墓 降矢順子
例会レポート
岡山9・10・11月例会を開催しました!
委員会つうしん・全国委員つうしん
<第63巻第4号(通巻252号) 2017年3月>
展望
特集 第8回世界考古学会議京都大会(WAC-8)から考える2
国家形成と地域社会 辻󠄀田淳一郎
多様な分析科学による古代の食性復元-セッション運営・参加報告- 渋谷綾子
出発点としてのWAC-8 ライアン・ジョセフ
WAC-8における決議の採択 松田 陽
ハノイ国家大学人文社会科学大学の考古学実習を見学して 菊池誠一
能褒野古墳群(能褒野墓)の立会調査見学参加記 高田健一
第3回全国史料ネット研究交流集会(愛媛)参加記 吉田 広
【連載企画】近・現代の戦争遺跡 ②沖縄県の戦争遺跡調査の現状 瀬戸哲也
考古学研究会第63回総会研究集会趣旨説明・報告要旨
趣旨説明「災害と考古学-持続と断絶-」 石村 智・菊地芳朗
火山災害への狩猟採集社会の対応-九州地方の事例を中心として- 桒畑光博
局地的災害痕跡と埋蔵文化財調査-京都盆地東北部の弥生時代の土砂移動とその前後- 冨井 眞
近世琉球における津波被害と村落変遷-石垣島安良村跡発掘調査を中心に- 石井龍太
メソアメリカ文明と火山噴火-イロパンゴ火山の噴火を中心に- 市川 彰
論文
縄文時代後期広域土器分布圏の変遷とその特質-器種構成の時空間的検討を通して- 福永将大
古代畿内における集落再編成と土地開発 道上祥武
書評
小茄子川歩著『インダス文明の社会構造と都市の原理』 上杉彰紀
矢野健一著『土器編年にみる西日本の縄文社会』 中村耕作
新刊紹介
樋上昇著『樹木と暮らす古代人 木製品が語る弥生・古墳時代』 中原 計
森下章司著『古墳の古代史 東アジアのなかの日本』 實盛良彦
下垣仁志著『日本列島出土鏡集成』 福永伸哉
加藤理文著『日本から城が消える』 楠 寛輝
頴原澄子著『原爆ドーム 物産陳列館から広島平和記念碑へ』 妹尾周三
考古フォーカス
香川県高松市 相作馬塚古墳 梶原慎司・高上 拓(高松市教育委員会)
アメリカ合衆国イリノイ州 カホキア遺跡 三好 玄
全国委員つうしん・会員つうしん
<第64巻第1号(通巻253号) 2017年6月>
展望
淡輪ニサンザイ古墳(「五十瓊敷入彦命宇度墓」)の立会調査見学参加記 河内一浩
行燈山古墳の立ち入り観察参加記 澤田秀実
第49回「建国記念の日」を考える県民のつどい(岡山)参加記 古市秀治・村田秀石
【連載企画】近・現代の戦争遺跡 ③慶應義塾大学日吉キャンパス一帯の戦争遺跡群 安藤広道
論文
グスク時代琉球列島の土器 新里亮人
再生された四隅突出型墳丘墓 岩本 崇
近畿地方出土鉄鉾の基礎的研究-古墳時代中期を中心として- 富山直人
研究ノート
西北九州型片刃石斧の再検討-福岡県久留米市野口遺跡出土石斧の意義- 水ノ江和同
獣骨と人骨の焼骨共伴例 阿部友寿
書評
鈴木勉著『三角縁神獣鏡・同笵(型)鏡論の向こうに』 村瀨 陸
新刊紹介
佐賀市教育委員会編『縄文の奇跡!東名遺跡-歴史をぬりかえた縄文のタイムカプセル-』 河合章行
今尾文昭・高木博志編『世界遺産と天皇陵古墳を問う』 阪口英毅
鈴木三男著『クリの木と縄文人(ものが語る歴史 33)』 村上由美子
考古フォーカス
秋田県大館市 片貝家ノ下遺跡の概要 村上義直
エチオピア連邦民主共和国 アクスムの記念物 Dil Singh Basanti(上田直弥訳)
考古学研究会第63回総会・研究集会報告
例会レポート
岡山3月例会を開催しました!
全国委員つうしん
<第64巻第2号(通巻254号) 2017年9月>
展望
「共謀罪」と考古学研究 考古学研究会常任委員会
【連載企画】近・現代の戦争遺跡 ④兵庫県加西市の青野原俘虜収容所と鶉野飛行場 加西市教育委員会
考古学研究会第63回総会研究集会報告(上)
火山災害への狩猟採集社会の対応-九州地方の事例を中心として- 桒畑光博
局地的災害痕跡と埋蔵文化財調査-京都盆地東北部の弥生時代の土砂移動とその前後- 冨井 眞
論文
変容する縄文原体とその背景-比叡山西南麓縄文遺跡群出土の後期土器を素材にして- 髙野紗奈江
竪穴式石室にみる地域性とその意義 上田直弥
出雲・伯耆西部における古墳時代後期後半の異系統円筒埴輪の融合 田中 大
書評
中久保辰夫著『日本古代国家の形成過程と対外交流』 土田純子
土田純子著『東アジアと百済土器』 中久保辰夫
高橋信武著『西南戦争の考古学的研究』 渡辺芳郎
新刊紹介
岡村秀典著『鏡が語る古代史』 辻田淳一郎
考古フォーカス
中国浙江省 良渚遺跡群 中村慎一・劉 斌・王 寧遠
モンゴル中北部の鹿石 林 俊雄
お知らせ
全国委員つうしん
<第64巻第3号(通巻255号) 2017年12月>
展望
「文化審議会文化財分科会企画調査会中間まとめ」に対する意見書について 考古学研究会常任委員会
特集 「学校と考古学」
連載の開始にあたって 企画委員会
学校所在資料の過去・現在・未来-第1部の趣旨- 市元 塁・瀬谷今日子・平田 健・村野正景
学校所在資料形成史-学校になぜ考古資料があるのか?- 市元 塁
学校における考古資料の所在,管理,機能 市元 塁
学校所在資料はいかにして把握できるのか 瀬谷今日子
世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群登録への軌跡 岡寺未幾
世界遺産は生き残れるか 中村俊介
水中遺跡の保護を考える 森先一貴・木村 淳
考古学研究会第63回総会講演録
世界と日本における火山災害の歴史学的研究 青柳正規
考古学研究会第63回総会研究集会報告(下)
近世琉球における津波被害と村落変遷-石垣島安良村跡発掘調査を中心に- 石井龍太
メソアメリカ文明と火山噴火-イロパンゴ火山の巨大噴火を中心に- 市川 彰
総括討議
論文
古墳時代馬具における繫の変化とその背景 片山健太郎
書評
石川岳彦著『春秋戦国時代 燕国の考古学』 中村大介
後藤 明著『天文の考古学』 石村 智
新刊紹介
池谷和信編『狩猟採集民からみた地球環境史 自然・隣人・文明との共生』 山岡拓也
寺前直人著『文明に抗した弥生の人びと』 端野晋平
林田憲三編『水中文化遺産 海から蘇る歴史』 小野林太郎
文化庁編『日本人は大災害をどう乗り越えたのか 遺跡に刻まれた復興の歴史』 瀬谷今日子
考古学研究会創立60周年記念企画「会誌でみる考古学研究会の60年」(5)
考古フォーカス
ポルトガル アルメンドレスのクロムレック 温品ディアナ
埼玉県熊谷市 前中西遺跡出土石戈の概要 松田 哲
全国委員つうしん
<第64巻第4号(通巻256号) 2018年3月>
展望
特集 「学校と考古学」
学校所在資料論の構築 村野正景・和崎光太郎
学校所在資料の価値-考古学・人類学模型標本を例に- 平田 健
学校所在資料の活用-学校現場に聴く- 島田雄介・神野晋作・八田友和
学校と考古学をつなぐ新たな取組 市元 塁・瀬谷今日子・村野正景
【連載企画】近・現代の戦争遺跡
⑤イングランドの事例紹介 川本真浩
⑥冷戦遺跡に見るアート作品と壁画の重要性-東側と西側からの視点- ジョン・スコフィールド
考古学動作連鎖研究の社会的効用-遺跡博物館での活用法- 会田容弘
日本考古学用語和独英オンライン辞典の紹介 ウェルナー・シュタインハウス,ウルリッヒ・アッペル
第4回全国史料ネット研究交流集会参加記 古市秀治
考古学研究会活動のデジタル化に関する現状と展望 デジタル化対応委員会
考古学研究会第64回総会講演要旨
モニュメントは権力の象徴なのか-南米アンデス文明における事例を中心に- 関 雄二
考古学研究会第64回総会研究集会趣旨説明・報告要旨
趣旨説明「権力とは何か-祭祀・儀礼と戦争から考える-」 後藤 明・辻田淳一郎
狩猟採集社会における戦争-集団間の暴力を促進/抑制する要因について考える- 松本直子
弥生時代青銅器祭祀と権力-銅鐸を中心に- 北島大輔
日本における鉄製武器の生産・流通と国家権力の形成 豊島直博
古代寺院と国家と地域社会 梶原義実
論文
弥生時代の<神話>-いわゆる「連作四銅鐸」の分析から- 溝口孝司
古墳時代洞穴墓葬の類型 山田俊輔
書評
柳浦俊一著『山陰地方における縄文文化の研究』 中村 豊
金宇大著『金工品から読む古代朝鮮と倭-新しい地域関係史へ-』 豊島直博
小野林太郎著『海の人類史-東南アジア・オセアニア海域の考古学-』 後藤 明
新刊紹介
岡村秀典著『雲岡石窟の考古学-遊牧国家の巨石仏をさぐる-』 徳富孔一
岡田真弓著『イスラエルの文化遺産マネジメント-遺跡の保護と活用-』 桑原久男
考古フォーカス
和歌山県 磯間岩陰遺跡第1号石室の副葬品 清家 章
スーダン共和国 ケルマ遺跡 Charles Bonnet・関広尚世
たより
図書館と考古学 富山直人
全国委員つうしん・会員つうしん
<第65巻第1号(通巻257号) 2018年6月>
展望
特集 「学校と考古学」 第2部
学校教育制度と考古学 企画委員会
第50回「建国記念の日」を考える県民のつどい(岡山)参加記 村田秀石
淡輪ニサンザイ古墳(宇度墓)および佐紀陵山古墳の立会調査見学 河内一浩・中久保辰夫
論文
縄文時代廃屋墓における追葬・改葬行為 中村耕作
斧形石製模造品の一様相-特徴的な袋斧形石製模造品の分析を通して- 佐久間正明
古墳時代中期における古市古墳群出土埴輪の系統と生産 木村 理
研究ノート
釘野千軒遺跡出土の近畿系土器群 福永将大
書評
大塚宜明著『日本列島におけるナイフ形石器文化の生成-現生人類の移住と定着-』 絹川一徳
斎野裕彦著『津波災害痕跡の考古学的研究』 別所秀高
文化財保存全国協議会編『文化財保存70年の歴史-明日への文化遺産』 野崎貴博
新刊紹介
野尻湖発掘調査団著『野尻湖のナウマンゾウ-市民参加でさぐる氷河時代-』 小野 昭
考古フォーカス
新潟県 国指定史跡 沖ノ原遺跡の第1号住居跡と調査について 佐藤信之
ミャンマー シャン高原西部 タムティム遺跡 ティン・トゥッ・アウン(新納泉訳)
考古学研究会第64回総会・研究集会報告
全国委員つうしん・会員つうしん
<第65巻第2号(通巻258号) 2018年9月>
展望
特集 「学校と考古学」 第2部
高校歴史教育の現場から-考古学と新高等学校学習指導要領- 古市秀治
治安維持法下の考古学-時代に抗した若き研究者たち- 菊池誠一
今回の文化財保護法の改正と課題 杉本 宏
「綏靖天皇陵」の立入り観察 北山峰生
佐紀陵山古墳西渡土堤の立会調査の見学 清野孝之
岡山県における2018年7月の豪雨による文化財被害-倉敷市真備町を中心に- 澤田秀実
考古学研究会第64回総会講演
モニュメントは権力の象徴なのか-南米アンデス文明の事例を中心に- 関 雄二
考古学研究会第64回総会事例報告
ハワイ・ポリネシアの首長制社会とコスモヴィジョン 後藤 明
考古学研究会第64回総会研究集会報告(上)
日本における鉄製武器の生産・流通と国家権力の形成 豊島直博
論文
弥生時代の計量技術-畿内の天秤権- 中尾智行
二軒在家原田頭遺跡と群馬県西部の弥生中期土器編年 馬場伸一郎
研究ノート
現代沖縄における野営炉址の調査-炉址研究の参照枠充実に向けた基礎作業- 山崎真治
書評
原田幹著『東アジアにおける石製農具の使用痕研究』 槙林啓介
拙著『津波災害痕跡の考古学的研究』への別所秀高氏の書評について 斎野裕彦
新刊紹介
張慶姫著,池貞姫・村上和弘・松永悦枝訳『北朝鮮の博物館』 西谷 正
考古フォーカス
熊本県水俣市 北園上野古墳群の概要 熊本県教育庁教育総務局文化課
岡山県岡山市 津倉古墳 岡山大学考古学研究室
被災された会員へのお知らせ
全国委員つうしん・会員つうしん
<第65巻第3号(通巻259号) 2018年12月>
展望
特集「学校と考古学」第2部
中学校歴史教科書に見る考古資料を生かした「主体的・対話的で深い学び」 村田秀石
カザフスタンとキルギズスタンの世界遺産「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」-アジア初「国境を越える文化遺産」をめぐって- 坂井 隆
ギリシャの水中文化遺産保護 中西裕見子・片桐千亜紀・Angeliki G. Simosi・Panagiota Galiatsatou・Anastasia Mitsopoulou・Ilias Kouvelas・Kostas Kaldis
デンマーク・オーフス大学で開催されたシンポジウム「大災害の諸相-考古学的な視点から-」参加記 斎野裕彦
木幡古墳群23号支群(宇治陵23号地)の立会調査見学 桐井理揮
考古学研究会第64回総会研究集会報告(下)
狩猟採集社会における戦争-集団間の暴力を促進/抑制する要因について考える- 松本直子
古代寺院と国家と地域社会 梶原義実
総括討議
論文
日本諸島における弥生時代 河村好光
沖縄本島におけるグスク時代の階層化 瀬戸哲也
研究ノート
石川県小松市八日市地方遺跡出土の層灰岩製片刃石斧と三面石斧をめぐって 佐藤由紀男・宮田 明
書評
森貴教著『石器の生産・消費からみた弥生社会』 寺前直人
新刊紹介
久末弥生著『考古学のための法律』 十菱駿武
日下宗一郎著『古人骨を測る-同位体人類学序説-』 橋本裕子
上峯篤史著『縄文石器-その視角と方法-』 藤山龍造
辻尾榮市著『舟船考古学』 冨加見泰彦
考古フォーカス
石川県加賀市 八日市遺跡の発掘調査 (公財)石川県埋蔵文化財センター 中屋克彦
コトシュ遺跡とハンカオ遺跡 -ペルー考古学の光と影- 鶴見英成
委員会つうしん・全国委員つうしん・会員つうしん
〈第65巻第4号(通巻260号) 2019年3月〉
展望
特集「学校と考古学」第3部
考古学/考古資料のさらなる活用と生涯学習─ホンモノに「さわる」─ 鈴木康二
文化財保護業務の課題と展望 鈴木一有
アートと考古学の眼差しで見るコミュニティの記憶-福島にて 安芸早穂子
縄文時代開始暦年代と草創期の環境─土器の起源と縄文時代開始の実態─ 竹広文明
仁徳陵古墳(大仙陵古墳)内堤(第1堤)の宮内庁書陵部陵墓保全整備工事事前調査の見学 一瀬和夫
考古学研究会第65回総会講演要旨
縄文時代の土器生産と権威の発生-氏族社会の民族誌から見た土器型式の成立と流通- 高橋龍三郎
考古学研究会第65回総会・研究集会要旨
趣旨説明「権力とは何か-生産と流通から考える-」 高田健一・冨井 眞
縄文社会の複雑化と生業活動-関東地方東部地域における資源利用史研究の事例- 阿部芳郎
弥生時代青銅器の生産と流通から捉えた権力 田尻義了
日本古代の銅生産と流通-長登銅山跡出土木簡の検討から- 竹内 亮
埴輪の生産・流通からみた古墳時代の権力生成 廣瀬 覚
事例報告要旨「八日市地方遺跡の生産活動と確認調査を通じた理解」 鶴来航介・下濱貴子
論文
表出圧痕は圧痕全体を代表するのか-佐賀県嘉瀬川ダム関連縄文遺跡の潜在圧痕調査の成果から- 小畑弘己
研究ノート
縄文時代における洞穴遺跡数の推移 山田侑生
マリアナ諸島における網代圧痕土器の予察的研究 島﨑達也
書評
辻田淳一郎著『同型鏡と倭の五王の時代』 北條芳隆
吉田惠二著『文房具が語る古代東アジア』 三好美穂
新刊紹介
新井悟編著『古鏡のひみつ-「鏡の裏の世界」をさぐる-』 馬渕一輝
近江俊秀著『入門 歴史時代の考古学』 高橋照彦
考古フォーカス
愛知県 保美貝塚(B貝塚)における人骨集積遺構の調査 山田康弘
インド カディリラヤチェルヴ遺跡 上杉彰紀
全国委員つうしん
〈第66巻第1号(通巻261号) 2019年6月〉
展望
特集「学校と考古学」第3部
英国教育における考古学の位置づけの移り変わり ドナルド・ヘンソン(岡村勝行訳)
考古学教育の未来 高田健一
ラオス考古学支援プロジェクト-ラオス国立大学社会科学部歴史・考古学科支援- 新田栄治・川島秀義
高屋城・高屋築山古墳の立入り観察 中井 均・中久保辰夫
第51回「建国記念の日」を考える県民のつどい(岡山)参加記 村田秀石
論文
九州における弥生勾玉の系譜 大坪志子
鳥居龍蔵の1923年度朝鮮石器時代調査 岡田憲一
研究ノート
外縁付鈕2式における銅鐸工人集団の関係-高坏形土製品の検討を中心に- 清水邦彦
書評
端野晋平著『初期稲作文化と渡来人-そのルーツを探る-』 小南裕一
熊木俊朗著『オホーツク海南岸地域古代土器の研究』 臼杵 勲
新刊紹介
小林青樹著『弥生文化の起源と東アジア金属器文化』 吉田 広
池田榮史著『海底に眠る蒙古襲来-水中考古学の挑戦-』 吉崎 伸
考古フォーカス
大阪市 梅田墓-都心に眠る近世墓地- 岡村勝行
アメリカ合衆国 サーパント・マウンド遺跡 松木武彦
考古学研究会第65回総会・研究集会報告
たより
愛知県陶磁美術館企画展「インダス文明への道-栗田功コレクションを中心に-」の開催 大西 遼
委員会つうしん・全国委員つうしん
〈第66巻第2号(通巻262号) 2019年9月〉
展望
50回を経た東京例会-次の50回ぜひ参加あれ!- 西川修一
考古学研究会東京例会第50回記念シンポジウム「最新研究が解き明かす考古学からみた関東地方-東京例会50回の歩みと未来-」参加記 久我谷渓太
研究会活動の社会化のための議論のお願い デジタル化対応委員会・法務委員会
考古学研究会第65回総会研究集会報告(上)
弥生時代青銅器の生産と流通から捉えた権力 田尻義了
論文
石材資源調達の経済学(続)-専業化された石器インダストリーに関する考察- 山田 哲
弥生時代前半期における大型甕棺の地域性発現とその動態 梶原慎司
久米寺式軒瓦の成立と展開-藤原宮期における久米寺の性格- 新尺雅弘
書評
G.A.フロパーチェフ・E.Ju.ギリア・木村英明著,木村英明・木村アヤ子訳『氷河期の極北に挑むホモ・サピエンス-マンモスハンターたちの暮らしと技-【増補版】』 小野 昭
古澤義久著『東北アジア先史文化の変遷と交流』 平郡達哉
谷口康浩著『入門 縄文時代の考古学』 設楽博己
森岡秀人・古代学協会編『初期農耕活動と近畿の弥生社会』 宮里 修
藤原哲著『日本列島における戦争と国家の起源』 豊島直博
阪口英毅著『古墳時代甲冑の技術と生産』 内山敏行
新里亮人著『琉球国成立前夜の考古学』 瀬戸哲也
新刊紹介
Travis W. Stanton and Kenichiro Tsukamoto著 The past in the present: An introduction to archaeology 市川 彰
考古フォーカス
和歌山市 天王塚古墳の発掘調査 瀬谷今日子
大韓民国 公平洞遺跡 漢陽都城の発掘調査と「公平都市遺跡展示館」 朴鎬承(野田優人訳)
全国委員つうしん・会員つうしん
〈第66巻第3号(通巻263号) 2019年12月〉
展望
ベトナムのタンロン皇城遺跡と新国会議事堂地下博物館 菊池誠一
日本と海外における水中遺跡保護の取組みの現状 清野孝之・佐々木蘭貞・藤井幸司
国宝高松塚古墳壁画修理作業室の第4回専門家特別公開参加記 肥後弘幸・冨井 眞
百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録決定に関する見解について 企画委員会
あいちトリエンナーレ事件と考古学研究 常任委員会
考古学研究会第65回総会講演
縄文時代の土器生産と権威の発生-氏族社会の民族誌から見た土器型式の成立と流通- 高橋龍三郎
考古学研究会第65回総会研究集会報告(中)
埴輪の生産・流通からみた古墳時代の権力生成 廣瀬 覚
総括討議
論文
古墳年代からみた日韓出土方格T字鏡十二支帯鏡群の型式学 徳富孔一
古墳時代石杵・石臼の成立からみた水銀朱使用の画期とその背景 石井智大
研究ノート
長原タイプ土偶の系譜-近畿地方における縄文時代終末期の土偶- 金子昭彦
書評
岡林孝作著『古墳時代棺槨の構造と系譜』 上田直弥
新刊紹介
山﨑健著『農耕開始期の動物考古学』 丸山真史
吉村武彦・吉川真司・川尻秋生編『前方後円墳 巨大古墳はなぜ造られたか』 岩本 崇
考古フォーカス
兵庫県赤穂市 放亀山1号墳の調査 赤穂市教育委員会
京都市 六勝寺跡(延勝寺跡)・白河街区跡の発掘調査 伊藤淳史・冨井 眞
会員つうしん
〈第66巻第4号(通巻264号) 2020年3月〉
展望
考古学教育と埋蔵文化財保護行政における人材確保の在り方について 森先一貴
第51回考古学研究会東京例会 特集「古墳時代前期前半の東日本を考える」参加記 稲田健一
「平成28年熊本地震復興に係わる文化財・埋蔵文化財調査の成果報告会」に参加して 新里亮人
「陵墓限定公開」40周年記念シンポジウム「文化財としての『陵墓』と世界遺産」参加記 上田直弥
トランプ米国大統領のツイート発言を憂う 常任委員会
考古学研究会第66回総会・研究集会
講演要旨 資源・水利・農業と政治統治-中国・良渚文化の事例から- 中村慎一
趣旨説明 権力とは何か-集団とインフラの検討から- 高瀬克範・光本 順
報告要旨 狩猟採集社会における有力者の権能-北海道島の事例- 高瀬克範
報告要旨 植物資源利用から見た縄文時代の生活基盤の整備 佐々木由香
報告要旨 水利開発と地域権力-5~7世紀の出雲を素材として- 池淵俊一
報告要旨 古代道路の象徴性 近江俊秀
考古学研究会第65回研究集会報告(下)
日本古代の銅生産と流通 竹内 亮
論文
加曽利B式土器の再評価-縄文時代後期中葉の日本列島における地域間関係の変動- 福永将大
弥生時代における低地集落と高地性集落-石鏃からみた明石川流域の小地域様相- 園原悠斗
垂下口縁壺B類について-周防における弥生時代中期後半の土器様相と社会的背景- 田畑直彦
書評
禰冝田佳男著『農耕文化の形成と近畿弥生社会』 菅榮太郎
大庭康時著『博多の考古学-中世の貿易都市を掘る-』 柴田圭子
新刊紹介
南健太郎著『東アジアの銅鏡と弥生社会』 新井 悟
高田貫太著『「異形」の古墳-朝鮮半島の前方後円墳-』 山本孝文
考古フォーカス
鹿児島県 中岳山麓窯跡群 中村直子
グアテマラ共和国 ラ・コロナ遺跡の石板56 トマス・バリエントス 鈴木真太郎
自然災害と文化財
台風19号に伴う長野県千曲川中流域の文化財被害と考古学の仲間の被災 矢島宏雄
阪神・淡路大震災,あの日から25年 森岡秀人
委員会つうしん
デジタル化に向けての「方針」と「指針」および今後の課題 デジタル化対応委員会・法務委員会
岡山例会第22回シンポジウム報告 例会委員会(岡山)
会員つうしん
〈第67巻第1号(通巻265号) 2020年6月〉
会告
たより
感染症と考古学 春成秀爾編
展望
【連載】模擬古墳-遺跡・遺物の保存と活用を考えるための実験的取り組み-
①史跡の現地保存と遺跡の露出展示-取り組みの理念と歩み- 建石 徹
文化財と SDGs の接点-スーダン国立博物館所蔵鉄製品の資料調査から- 関広尚世
能褒野古墳群・行燈山古墳外堤・佐紀石塚山古墳の立会調査見学参加記 中久保辰夫・三好元樹・清野孝之
岡山の「建国記念の日」を考える県民のつどい 古市秀治
論文
古墳時代中期における王権中枢古墳群の埴輪生産 木村 理
小林行雄「きしゃと民家」を読む 春成秀爾
研究ノート
縄文時代前期前葉における岩偶の遺跡間変化とその要因-宮城県内の事例を中心に- 傳田惠隆
考古遺物から見た弥生時代の天秤-中尾智行氏の論文を手がかりに- 葉山茂英
書評
南健太郎著『東アジアの銅鏡と弥生社会』 實盛良彦
辻田淳一郎著『鏡の古代史』 石村 智
青山和夫ほか編『古代アメリカの比較文明論-メソアメリカとアンデスの過去から現代まで-』 鈴木真太郎
新刊紹介
右島和夫監修・青柳泰介ほか編『馬の考古学』 田中由理
嘉幡茂著『図説 マヤ文明』 市川 彰
考古フォーカス
ベトナム ハイフォン市 古寺山大型漢墓の調査と認識 黄暁芬
広島市 名勝平和記念公園内遺跡 広島平和記念資料館本館下地点の発掘調査 桾木敬太
〈第67巻第2号(通巻266号) 2020年9月〉
展望
第34回考古学研究会東海例会「荒尾南遺跡を読み解く~集落・墓・生業~」参加記 鶴来航介
2019年度陵墓立入り観察について 佐藤亜聖
【連載】模擬古墳-遺跡・遺物の保存と活用を考えるための実験的取り組み-
②模擬古墳を用いた研究の紹介とそこから見えてきた現状と課題 小椋大輔・脇谷草一郎・柳田明進・謝華栄
論文
群馬県金井東裏遺跡1号男性の研究-古墳時代首長の地域経営と地域集団の階層構造- 若狭 徹
中世末期播磨・畿内における瓦工人系統再考 山下大輝
書評
大工原豊・長田友也・建石徹編『縄文石器提要』 中村耕作
西相模考古学研究会・兵庫考古学談話会編『弥生時代の東西交流-広域的な連動性を考える-』 竹内裕貴
谷澤亜里著『玉からみた古墳時代の開始と社会変革』 松木武彦
国立歴史民俗博物館・松木武彦・福永伸哉・佐々木憲一編『日本の古墳はなぜ巨大なのか-古代モニュメントの比較考古学-』 城倉正祥
木村淳・小野林太郎・丸山真史編著『海洋考古学入門-方法と実践-』 石村 智
考古フォーカス
長崎市 国指定史跡 長崎台場跡四郎ヶ島台場跡 田中 学・岡寺 良
トルコ バットマン県 ハッサンケイフ・ホユック遺跡の発掘調査 三宅 裕
たより
感染症と考古学(2) 春成秀爾編
愛知県陶磁美術館「YAYOI」「陶邑」2つの展覧会を開催 大西 遼
考古学研究会第66回総会・研究集会報告
全国委員会議事抄録
全国委員つうしん
〈第67巻第3号(通巻267号) 2020年12月〉
展望
日本学術会議会員任命拒否をめぐって 常任委員会
八日市地方遺跡発見90周年記念フォーラム「大規模環濠集落 八日市地方遺跡の存在意義とは」WEB参加記 田中 謙
【連載】模擬古墳-遺跡・遺物の保存と活用を考えるための実験的取り組み-
③「模擬古墳」の研究をどう捉えるか 信里芳紀・阪口英毅
論文
洞穴遺跡と打製石鏃の小型化 山田侑生
弥生時代の東日本出土鉄製武器にみる鉄器製作技術 鈴木崇司
常総地域の箱式石棺からみた古墳時代後半期の埋葬行為 荒井啓汰
書評
池谷和信編『ビーズでたどるホモ・サピエンス史-美の起源に迫る-』 北條芳隆
谷澤亜里著『玉からみた古墳時代の開始と社会変革』 小寺智津子
岸本直文著『倭王権と前方後円墳』 新納 泉
考古フォーカス
岡山県津山市 桑山古墳群の発掘調査 岡山県古代吉備文化財センター
島根県出雲市 京田遺跡の調査 幡中光輔
たより
まもなく開催、愛知県陶磁美術館「陶邑窯」展 大西 遼・井上隼多
委員会つうしん・全国委員つうしん
〈第67巻第4号(通巻268号) 2021年3月〉
展望
コロナ禍対策の1年-常任委員会の活動から- 常任委員会
日本学術会議会員任命拒否をめぐって 第2報 常任委員会
常任委員会の声明にたいして-日本学術会議会員任命拒否をめぐって- 菊池誠一
奈良県ウワナベ古墳(宇和奈辺陵墓参考地)限定公開参加記 中久保辰夫
論文
縄文時代後晩期におけるニホンジカの利用とその時期差-仙台湾から三陸沿岸を中心に- 山田凜太郎
研究ノート
大珠分割に見る「糸切技術」 栗島義明
無文土器・弥生土器の変容過程について 山崎頼人
メソアメリカの農耕定住と社会の複雑化 青山和夫
エジプト・ナカダ文化の波状把手付壺の地域相と系統分化 竹野内恵太
書評
丸山浩治著『火山灰考古学と古代社会-十和田噴火と蝦夷・律令国家-』 桒畑光博
岡寺良著『戦国期北部九州の城郭構造』 中井 均
新刊紹介
斎藤成也編著『最新DNA研究が解き明かす。日本人の誕生』 舟橋京子
岩本崇著『三角縁神獣鏡と古墳時代の社会』 村瀨 陸
考古フォーカス
グアテマラ共和国 ペテン県 サン・バルトロ遺跡の祭祀建築 ボリス・ベルトラン(鈴木真太郎訳)
スペイン アンダルシア州コルドバ県カブラ市 ラ・ベレーニャ埋葬地 マリア・ドローレス・カマリチ・マッシエウ他(鈴木真太郎訳)
委員会つうしん・全国委員つうしん・会員つうしん
〈第68巻第1号(通巻269号) 2021年6月〉
展望
高輪築堤の保存について 常任委員会
【連載】東日本大震災から10年 私たちは変わったのか(1)
東日本大震災を振り返り未来につなぐ 禰冝田佳男
震災後10年の福島県の文化財とこれから 菊地芳朗
東日本大震災・原子力発電所事故からの10年-福島県富岡町から- 三瓶秀文
東日本大震災・福島県被災地の文化財担当者が感じたこと 川田 強
阪神・淡路大震災から東日本大震災そして未来へ-現代の社会と遺跡の役割- 山本 誠
沖縄で思うこと 中山 晋
【連載】模擬古墳-遺跡・遺物の保存と活用を考えるための実験的取り組み-
④座談会-現状・課題・展望- 脇谷草一郎・小椋大輔・建石 徹・冨井 眞
近畿地区文化財専門職説明会のオンライン開催と後継者育成 福永伸哉
第35回考古学研究会東海例会「愛鷹山麓の後期旧石器時代前半期の狩猟活動と植生改変」開催報告 山岡拓也
論文
弥生時代の北部九州における鉄剣生産の再検討 ライアン・ジョセフ
再考 貞観津波-考古学から「津波堆積物」を考える- 相原淳一
平安時代陸奥国における陶磁器模倣とその地域性-幾何学的形態測定学の手法を用いた土器形状の定量化- 舘内魁生
書評
御堂島正編『石器痕跡研究の理論と実践』 森先一貴
新刊紹介
小野昭著『ビジュアル版 考古学ガイドブック』 上峯篤史
水ノ江和同著『入門 埋蔵文化財と考古学』 高田健一
設楽博己著『顔の考古学-異形の精神史-』 中川朋美
鈴木真太郎著『古代マヤ文明-栄華と衰亡の3000年-』 市川 彰
考古フォーカス
佐賀県唐津市 黒岩前田遺跡の発掘調査 唐津市教育委員会
東南アジア先史時代のネフライト製石器の研究 飯塚義之
全国委員つうしん
〈第68巻第2号(通巻270号) 2021年9月〉
展望
東京都港区高輪築堤の保存問題をめぐって 橋口定志・梶木理央
鉱山遺跡の調査研究を推進し保存活用を 萩原三雄・小松美鈴・青木美香・向井公紀
【連載】東日本大震災から10年 私たちは変わったのか(2)
震災から10年-宮城県の復興調査といま- 高橋栄一
東日本大震災後の10年の経過から(仙台市) 長島栄一
南三陸町の文化財行政-東日本大震災から10年,見えてきた課題と今後への期待- 大内望咲・生田和宏
未来へ活かせる内省 伊丹 徹
岩手県の復興調査が問われたこと-当時を振り返って- 菅 常久
陸前高田市における経験から-これからに備える- 曳地隆元
釜石における復興関連調査と遺跡の保存 加藤幹樹
復興支援を振り返って 横田 明
考古学研究会第67回総会・研究集会報告(上)
古代道路の象徴性 近江俊秀
論文
北海道島北部におけるオホーツク文化の石器利用-礼文町香深井1遺跡出土石器の使用痕分析- 高瀬克範
『日本書紀』紀年の再検討-応神紀・雄略紀を中心に- 新納 泉
研究ノート
墓壙内破砕土器供献の終焉 肥後弘幸
書評
根岸洋著『東北地方北部における縄文/弥生移行期論』 佐藤祐輔
新刊紹介
白石浩之著『旧石器時代から縄文時代への転換-土器が出現する頃の文化変動-』 栗島義明
「陵墓限定公開」40周年記念シンポジウム実行委員会 編『文化財としての「陵墓」と世界遺産-「陵墓限定公開」40周年記念シンポジウム-』 東影 悠
考古フォーカス
岡山県岡山市 史跡造山古墳の調査 岡山市教育委員会
パキスタン・イスラム共和国 メヘルガル遺跡の古人骨群 アンドレア・クチーナ(鈴木真太郎訳)
考古学研究会第67回総会・研究集会報告
全国委員会議事抄録
会員つうしん
〈第68巻第3号(通巻271号) 2021年12月〉
展望
「旧海軍大社基地遺跡群」(島根県出雲市)の保存について 出原恵三
【連載】東日本大震災から10年 私たちは変わったのか(3)
文化財レスキューの現状と今後の展望 高妻洋成
「古文書・記録資料」は守られるのか-宮城でのレスキュー活動経験から考える- 佐藤大介
「起きてから縄をなう」ままでいいのか-東日本大震災復興調査での技術利用とその課題- 金田明大
歴史災害痕跡データベースの構築とその有効性 村田泰輔
連載を振り返って 岡村勝行
考古学研究会第67回総会講演
資源・水利・農業と政治統合-中国・良渚文化の事例から- 中村慎一
考古学研究会第67回総会・研究集会報告(中)
狩猟採集社会における有力者の権能-北海道島の事例- 高瀬克範
水利開発と地域権力-5~7世紀の出雲を素材として- 池淵俊一
論文
有鉤銅釧生産の展開 菊池 望
山陰地域における古墳出現期土器の編年と製作技術 式田 洸
書評
加藤一郎著『倭王権の考古学-古墳出土品にみる社会変化-』 林 正憲
ルイス R. ビンフォード 著,植木武(訳者代表)『過去を探求する-考古資料解読の方法と実践-』 小野 昭
新刊紹介
鶴見泰寿著『東大寺の考古学-よみがえる天平の大伽藍-』 中川二美
今里幾次著,春成秀爾編『播磨古瓦の研究 第二』 森岡秀人
考古フォーカス
京都府城陽市 小樋尻遺跡の発掘調査 京都府埋蔵文化財調査研究センター
石川県野々市市 国史跡末松廃寺跡の調査 野々市市教育委員会
委員会つうしん
会員つうしん
<第68巻第4号(通巻272号) 2022年3月>
展望
広島市サッカースタジアム建設予定地の発掘調査と検出遺構の取り扱いをめぐって 藤野次史・石田雅春・妹尾周三・菊池 実・鈴木康之
神武紀元と辛酉革命論 新納 泉
大山古墳(伝仁徳天皇陵)の限定公開参加記 木村 理・澤田秀実
考古学研究会第68回総会・研究集会
趣旨説明 モノの継承と転換は何を意味するのか-時間軸上から継承を考える- 岩本 崇・中村耕作
講演要旨 鏡の伝世と集団 森下章司
報告要旨 縄文時代にモノの継承はあるのか 長田友也
報告要旨 弥生・古墳時代の玉類にみる長期保有 谷澤亜里
報告要旨 横穴系埋葬施設から見た古墳時代の地位・器物継承の背景 太田宏明
報告要旨 殷周青銅器における伝世・復古とその史的意義 山本 堯
考古学研究会第67回総会・研究集会報告(下)
植物資源利用から見た縄文時代の生活基盤の整備 佐々木由香
総括討議
論文
弥生時代中期瀬戸内地域における石庖丁流通の特質-四国北西部に分布する片岩製石庖丁の検討から- 乗松真也
常総地域における後・終末期古墳の階層性 冨田 樹
新刊紹介
岸本雅敏 著『日本古代の塩生産と流通』 今津勝紀
考古フォーカス
中国浙江省余姚市 井頭山貝塚と施嶴水田址 中村慎一
メキシコ合衆国プエブラ州 トラランカレカ遺跡 嘉幡 茂・村上達也・フリエタ ロペス
委員会つうしん
<第69巻第1号(通巻273号) 2022年6月>
展望
ウクライナへの軍事侵攻に対して 常任委員会
【連載】現代社会と考古学①
21世紀の戦争と考古学 松木武彦
これからの文化財専門職員の人材育成にむけて-デジタル技術と埋蔵文化財調査・保存・活用を中心に- 野口 淳・魚津知克
白髪山古墳(「清寧天皇河内坂門原陵」)の立入り観察 伊藤聖浩
論文
石釧の生産と編年 二村真司
彫ってわかった石彫A型・B型直弧文の構図原理 西平孝史
書評
宇垣匡雅 著『楯築墳丘墓』 会下和宏
岸本雅敏 著『日本古代の塩生産と流通』 小笠原好彦
河野一隆 著『王墓と装飾墓の比較考古学』 有松 唯
北條芳隆・小茄子川歩・有松 唯 編『社会進化の比較考古学-都市・権力・国家-』 石村 智
新刊紹介
若松良一 著『埴輪-研究法と解釈法-』 木村 理
考古フォーカス
岡山県倉敷市 中津貝塚の調査 倉敷埋蔵文化財センター
ペルー共和国カハマルカ州 インガタンボ遺跡 山本 睦
委員会つうしん
会員つうしん
<第69巻第2号(通巻274号) 2022年9月>
会告
展望
ウクライナの文化財保護について-ロシア侵略戦争下の考古学関係資料を中心に- 雪嶋宏一
「危機」と考古学-WAC-9プラハ大会から- 岡村勝行
【連載】現代社会と考古学②
疫病と考古学 神野 恵
考古学研究会第68回総会・研究集会講演
鏡の伝世と集団 森下章司
考古学研究会第68回総会・研究集会報告(上)
弥生・古墳時代の玉類にみる長期保有 谷澤亜里
横穴系埋葬施設から見た古墳時代の地位・器物継承の背景 太田宏明
論文
石刃石器群の起源からみた日本列島における後期旧石器文化の成立 国武貞克・國木田大・佐藤宏之
尖頭器石器群の顕在化と狩猟採集民の移動形態 山地雄大
書評
池谷和信 編『アイヌのビーズ-美と祈りの二万年-』 河村好光
新刊紹介
篠田謙一 著『人類の起源-古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」-』 岡崎健治
宮城弘樹 著『琉球の考古学-旧石器時代から沖縄戦まで-』 瀬戸哲也
山本孝文・青木 敬・城倉正祥・寺前直人・浜田晋介 著『考古学概論-初学者のための基礎理論-』 森 貴教
考古フォーカス
ミクロネシア連邦ヤップ州 ヤップの石貨 石村 智
高知県南国市 若宮ノ東遺跡の発掘調査 南国市教育委員会
たより
愛知県陶磁美術館「平安のやきもの展」 大西 遼
考古学研究会第68回総会・研究集会報告
全国委員会議事抄録
<第69巻第3号(通巻275号) 2022年12月>
展望
埋蔵文化財専門職員の退職・採用状況にかんするアンケート結果(速報) 企画・総務委員会
田中琢さんと『考古学研究』 春成秀爾
考古学研究会第68回総会・研究集会報告(下)
縄文時代にモノの継承はあるのか 長田友也
殷周青銅器における伝世・復古とその史的意義 山本 堯
総括討議
論文
古墳時代前期の積石塚古墳における墳丘石材採取の具体的様相-考古学と地球科学の学際融合研究の一例- 梶原慎司・小山内康人・中野伸彦・足立達朗
須恵器杯への新技術の導入とその背景-平安時代の東北地方における製作者間の交流- 舘内魁生
研究ノート
弥生・古墳時代の墳墓に持ち込まれた朱の生産具 西本和哉
書評
高瀬克範 著『続縄文文化の資源利用』 青野友哉
飯塚武司 著『木工の考古学』 中原 計
下垣仁志 著『鏡の古墳時代』 石村 智
佐藤亜聖 著『中世都市奈良の考古学的研究』 中井淳史
新刊紹介
富岡直人 著『入門 欧米考古学』 市川 彰
考古フォーカス
韓国ソウル特別市 石村洞古墳群の発掘調査 鄭 治 泳(ソウル特別市立 漢城百濟博物館,李スルチョロン 訳)
大阪府藤井寺市 津堂遺跡の発掘調査 大阪府教育庁文化財保護課
委員会つうしん
全国委員つうしん
<第69巻第4号(通巻276号) 2023年3月>
会告
展望
日本学術会議のあり方をめぐって 常任委員会
日本学術会議公開シンポジウム『文化財保護に未来はあるか-日本の文化財のこれからを考える-』を視聴して 髙田健一
埋蔵文化財専門職員の退職・採用状況にかんするアンケート結果(続報) 企画・総務委員会
御廟野古墳,渋谷向山古墳外堤の立会調査見学および叡福寺北古墳の限定公開参加記 中久保辰夫
【連載】現代社会と考古学③
考古学からみた新技術 森本幹彦
考古学研究会第69回総会・研究集会
趣旨説明 モノの継承と転換は何を意味するのか-分布圏を考える- 宮里 修
講演要旨 弥生時代における広域分布土器型式の形成と展開 石川日出志
報告要旨 細石刃石器群にみる広域分布現象とその背景 髙倉 純
報告要旨 縄文時代後期広域土器分布現象とその背景-後期中葉を中心に- 福永将大
報告要旨 古墳時代須恵器の分布域の形成過程と型式変化の連動性 松永悦枝
報告要旨 骨角製漁具の伝播と受容 高橋 健
論文
石器石材に利用された層状チャートの可視属性に基づく原産地推定法の提案 髙木康裕
古墳時代における櫛の使用法について 大熊久貴
中期大型前方後円墳の周辺集落と地域開発-摂津・安威川流域の分析から- 笹栗 拓
研究ノート
押型文終焉期における土器研究の課題 守屋豊人
書評
上田直弥 著『古墳時代の葬制秩序と政治権力』 北山峰生
三次市教育委員会 編『史跡寺町廃寺跡-推定三谷寺跡 第1~8次発掘調査総括報告書-』 妹尾周三
新刊紹介
森先一貴 著『旧石器社会の人類生態学』 三好元樹
考古フォーカス
熊本県葦北郡芦北町 国指定史跡 佐敷城跡 深川裕二・岡寺 良
岡山県総社市 こうもり塚古墳の発掘調査 岡山県古代吉備文化財センター
会員つうしん
<第70巻第1号(通巻277号) 2023年6月>
展望
日本学術会議の勧告と声明について 常任委員会
岡山の「建国記念の日」を考える県民のつどいで学問の自由と思想統制について考える 村田秀石
2022年度の「陵墓」調査見学参加記 木村 理・澤田秀実・清野孝之・中久保辰夫
【連載】現代社会と考古学④ -終結- 長友朋子
論文
西日本磨消縄文土器の施文技法と地域性 幡中光輔
弥生時代後期から終末期における収穫具の変遷-西日本を対象として- 松尾樹志郎
弥生時代後期から古墳時代前期における食器組成の地域差 品川 愛
たたら吹製鉄の高殿遺構 上栫 武
書評
三阪一徳 著『土器製作技術からみた稲作受容期の東北アジア』 宮地聡一郎
考古フォーカス
ホンジュラス共和国 コパン(Copan)遺跡 中村誠一
アメリカ合衆国ユタ州 ケイヴタワーズ遺跡とミュール渓谷 アンナ・ニルセン,西原和代
考古学研究会第69回総会・研究集会報告
<第70巻第2号(通巻278号) 2023年9月>
考古学研究会第69回総会・研究集会報告(上)
縄文時代後期広域土器分布現象とその背景-後期中葉を中心に- 福永将大
骨角製漁具の伝播と受容-漁具の分布をどう解釈するか- 高橋 健
論文
『日本書紀』神功紀の再検討 新納 泉
変形忍冬唐草文軒平瓦6647C・Fに関する基礎的考察 新尺雅弘
書評
溝口孝司 著『社会考古学講義-コミュニケーションを分析最小単位とする考古学の再編-』 松木武彦
長友朋子・石川日出志・深澤芳樹 編『南関東の弥生文化-東アジアとの交流と農耕化-』 石田智子
大庭重信 著『弥生・古墳時代の農耕と集団構造』 宮路淳子
考古フォーカス
奈良市 富雄丸山古墳の発掘調査 村瀨 陸
モンゴル国 シャルツ・オール1遺跡 木山克彦・L. イッシツェレン
委員会つうしん
考古学研究会の財政状況について
全国委員会議事抄録
岡山例会第23回シンポジウム報告
<第70巻第3号(通巻279号) 2023年12月>
展望
イスラエル・ガザ戦争における軍事行動に対して 常任委員会
大きな戦争下の小さな博物館-ウクライナ・ハルキウからのメッセージ- イリナ・シュラムコ,スタニスラフ・ザドニコフ(村上恭通 訳)
自治体外郭団体への埋蔵文化財調査依存の諸問題と今後の見通し-大阪府下を中心に- 一瀬和夫・黒須亜希子
考古学研究会第69回総会・研究集会講演
弥生時代における広域分布土器型式の形成と展開 石川日出志
考古学研究会第69回総会・研究集会報告(下)
細石刃石器群にみる広域分布現象とその背景-古本州島を事例として- 髙倉 純
古墳時代須恵器の分布過程と型式変化の連動性 松永悦枝
論文
陵墓制札の変遷とその意義 辰巳俊輔
研究ノート
東京都なすな原遺跡出土の屈折像土偶-屈折像土偶の時空的分布から位置づける- 金子昭彦
書評
白石典之 著『モンゴル考古学概説』 三宅俊彦
クリス・ゴスデン 著(松田和也 訳)『魔術の歴史-氷河期から現在まで-』 石村 智
考古フォーカス
カンボジア・シェムリアップ州 西トップ遺跡 佐藤由似
京都府京都市 淀水垂大下津町遺跡の調査 (公財)京都市埋蔵文化財研究所
委員会つうしん
考古学研究会の財政状況への対応案について 常任委員会
『考古学研究会70周年記念誌 考古学の輪郭』の刊行について 70周年記念誌編集委員会
<第70巻第4号(通巻280号) 2024年3月>
展望
ガザにおけるジェノサイドと歴史的遺産破壊に抗議します 常任委員会
日本学術会議をめぐる議論について 常任委員会
スーダンでの軍事衝突から武力紛争下における文化遺産の保護を考える 石村 智・関広尚世・清水信宏
大阪市文化財協会の解散と都市型遺跡調査の担い手をめぐって 一瀬和夫
考古学研究会第70回総会・研究集会 趣旨説明 講演・報告要旨
考古学研究会第69回総会・研究集会
総括討議
第69回考古学研究会研究集会総括 宮里 修・長友朋子
論文
北部九州におけるヒスイ製玉類の地域性と出現過程 小松 譲
研究ノート
埋葬方位研究の今とこれから 白川美冬
『通論考古学』にみる文化財の保存・修復の思考-浜田耕作が見たローマとポンペイの発掘現場- 杉山浩平
書評
田中 裕 著『古代国家形成期の社会と交通』 西川修一
新刊紹介
高妻洋成・小谷竜介・建石 徹 編『入門 大災害時代の文化財防災』 瀬谷今日子
考古フォーカス
バハレーン 古ディルムン時代の墳墓群 上杉彰紀
兵庫県西宮市 津門大塚町遺跡の発掘調査 (公財)兵庫県まちづくり技術センター
会員つうしん