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岡山県岡山市北区清心町16-37長井ビル201
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『考古学研究』 2004〜2014 第51巻第1号(通巻201号)〜 第60巻第4号(通巻240号)
<第51巻第1号(通巻201号) 2004年6月>
展望
「前方後円墳国家論」私感 新納 泉
分権改革後の遺跡保護行政 椎名慎太郎
考古学の新聞報道のコメントのあり方 山口昌美
ふたたび年代測定値への疑問 西田 茂
論文
箱根南西山麓先土器時代陥穴の使用方法 今村啓爾
弥生時代の木器生産を巡る諸問題 飯塚武司
蛇行状鉄器再考-馬冑との共伴問題と関連して- 金井塚良一
馬鍬の起源と変遷 松井和幸
書評
三舟隆之著『日本古代地方寺院の成立』 山路直充
考古学の新地平
考古学と進化論(1) いま,なぜ進化論考古学か? 松木武彦・松本直子
地域情報
秋田だより 冨樫泰時
日本の遺跡・世界の遺跡
福岡県 観世音寺の調査 小田和利
中国河北省 鄴城遺跡 北朝仏教寺院の巨大な塔基壇 朱岩石(佐川正敏訳)
考古学研究会第50回総会
会員つうしん
<第51巻第2号(通巻202号) 2004年9月>
考古学研究会50周年記念国際シンポジウム「文化の多様性と21世紀の考古学」
経過報告
討論のまとめ
海外発表者からのコメント
展望
第3回東アジア考古学会参加記 岩﨑紅美
第35回文化財保存全国協議会八王子大会参加記 中野 萌
論文
ナイフ形石器文化後半期の集団領域-西北九州を中心に- 萩原博文
人を序列化するしくみ-パレススタイル土器群の検討- 村木 誠
円筒埴輪列の変遷とその意義-円筒埴輪の配列間隔を中心として- 寺村裕史
f字形鏡板付轡の規格性とその背景 田中由理
考古学の新地平
考古学と進化論(2) 松木武彦・松本直子
日本の遺跡・世界の遺跡
東京都武蔵府中熊野神社古墳の調査 塚原二郎
ヴェトナム バーディン皇城遺跡 山中 章
新刊紹介
谷畑美帆・鈴木隆雄編『考古学のための古人骨調査マニュアル』 中園 聡
会員つうしん
<第51巻第3号(通巻203号) 2004年12月>
展望
「質実剛健」な展覧会-ドイツで開催された「日本考古学展」見学記- 岡村勝行
黄金塚陵墓参考地の確認調査と「臨時」限定公開 大久保徹也
第3回考古学研究会東海例会報告「古代伊勢と王権」 山中 章
論文
後期旧石器時代における石器素材利用形態の一画期 山岡拓也
福田型銅鐸の型式学的研究-その成立と変遷・年代そして製作背景- 北島大輔
弥生時代の鉄刀の把 豊島直博
日本列島の鐙にみる地域間関係 張允禎
研究ノート
ロシア沿海州南部の遺跡から出土した黒耀岩製石器とその原産地 友田哲弘・N.A.KONONENKO ・ 吉谷昭彦・I.U.SLEPTZOV
地域情報
新潟県内博物館事情-新潟大学あさひまち展示館の試みを中心として- 橋本博文
書評
中園聡著『九州弥生文化の特質』 高木暢亮
エッセイ・考古学との対話
考古学と文献史学の親密な関係 脇田晴子
考古学の新地平
考古学と進化論(3) 松木武彦・松本直子
日本の遺跡・世界の遺跡
鳥取県智頭 枕田遺跡 木田 真・酒井雅代
アフガニスタン バーミヤーン谷の遺跡 森本 晋
会員つうしん
<第51巻第4号(通巻204号) 2005年3月>
展望
陵墓問題2004 大久保徹也・渕ノ上隆介・北條芳隆
「第39回『建国記念の日』を考える岡山県民のつどい」参加記 三浦孝章
日本の遺跡・世界の遺跡
北海道森町 鷲ノ木5遺跡 藤田 登
大韓民国 麻田里遺跡 李弘鍾・庄田慎矢・朴性姫
考古学研究会第51回総会講演・研究報告要旨
考古学、植民地主義と物質文化(英語・日本語) クリス・ゴスデン
貝交易からみた異文化接触-温帯と亜熱帯の接触- 木下尚子
古代日本における仏教の普及-仏法僧の交易をめぐって- 菱田哲郎
「海の黒曜石」から「山の黒曜石」ヘ-見高段間遺跡の消長と黒曜石交易- 池谷信之
北方社会と交易-オホーツク文化を中心に- 臼杵 勲
論文
遺物型式学的編年の論理と西日本磨消縄文土器 冨井 眞
三角縁神獣鏡の終焉 岩本 崇
中世前期における手工業生産者の存在形態-備前・備中地域の土師質土器工人と瓦工人をケーススタディとして- 草原孝典
中国土器始原-故兪偉超氏と甑皮岩報告書を中心に- 秋山進午
研究ノート
7世紀前後における新羅土器「有蓋高坏」の形態変化-立ち上がりの変化と型式・形式分類- 重見 泰
書評
オオヤマト古墳群シンポジウム実行委員会編『オオヤマト古墳群と古代王権』 大久保徹也
エッセイ・考古学との対話
進化心理学と考古学 長谷川寿一
考古学の新地平
考古学と進化論(4) 松木武彦・松本直子
会員つうしん
<第52巻第1号(通巻205号) 2005年6月>
展望
イタスケ古墳保存運動から50年 石部正志
文化財保護をめぐる若干の問題 椎名慎太郎
教育基本法「改正」で考古学と教育はどこへいく 村田秀石
文化財としての古人骨 那智ゆらる
変容期にある考古学への懸念 山口昌美
座談会・これからの埋蔵文化財行政を考える(6)
埋蔵文化財行政の変革と展望
論文
経済モデルからみた前方後円墳の分布 新納 泉
山陽道・山陰道における平城宮系瓦の展開-6225・6663系を中心として- 梶原義実
魚類とアザラシからヒツジとウシヘ-北ドイツの新石器化に関する最近の調査について-
トーマス・テルベルガー、ゼーンケ・ハルツ、ハラルト・リュプケ(訳:工藤雄一郎)
書評
クリス・ゴスデン著『考古学とコロニアリズム』 石村 智
新刊紹介
コリン・レンフルー、ポール・バーン編『考古学-基本概念集-』 松木武彦
エッセイ・考古学との対話
人と「もの」との関係づけ 北村光二
考古学の新地平
パブリック考古学最前線(1) パブリック考古学の成立と英国における発展 松田 陽・岡村勝行
地域情報
滋賀だより 紫香楽宮をめぐる彷徨-拾われた三本の柱根- 小笠原好彦
日本の遺跡・世界の遺跡
富山県 打出遺跡 小黒智久(富山市教育委員会 埋蔵文化財センター)
フランス カステル・ダラジウ遺跡 稲田孝司
考古学研究会第51回総会報告
会員つうしん
<第52巻第2号(通巻206号) 2005年9月>
展望
福岡県内市町村による装飾古墳の同時公開 嶋田光−・丸林禎彦
イタスケ古墳保存運動50周年記念 文化財保存全国協議会第36回堺大会への参加記 小笠原好彦・中野 萌
考古学研究会第51回総会記念講演・研究報告(上)
Archaeology, colonialism and material culture (考古学・コロニアリズム・物質文化) Chris GOSDEN(訳:石村 智)
貝交易からみた異文化接触-温帯と亜熱帯の接触- 木下尚子
北方社会と交易-オホーツク文化を中心に- 臼杵 勲
論文
玄武岩のアトリエ-米領サモア・ツツイラ島における石斧製作址の分析- 石村 智・David J. ADDISON
古代エジプトにおける初期鉄器-先王朝時代からアッシリア侵攻までの鉄使用を中心に- 関廣尚世
書評
高瀬克範著『本州島東北部の弥生社会誌』 設楽博己
埼玉県上尾市教育委員会編『殿山遺跡 先土器時代石器群の保管・活用のための整理報告書』 富樫孝志
新刊紹介
勅使河原彰著『歴史教科書は古代をどう描いてきたか』 古市秀治
エッセイ・考古学との対話
考古学の周辺者のたわごと 片山一道
考古学の新地平
パブリック考古学最前線(2) 新大陸におけるパブリック考古学 小川(中西)裕見子、マシュウ W.ヴァン・ペルト
日本の遺跡・世界の遺跡
島根県 西谷墳墓群 出雲市文化財課 坂本豊治
シリア テル・タバン遺跡 沼本宏俊
会員つうしん
<第52巻第3号(通巻207号) 2005年12月>
展望
「文化財」とは何か-高松塚古墳壁画「恒久保存」策決定に寄せて- 山成孝治
選択社会科・総合的な学習の時間に生かす地域の遺跡-中学校社会科,新学習指導要領実施から4年- 阿部泰久
第9回戦争遺跡保存全国シンポジウム参加記 和田大作
考古学研究会第51回総会研究報告(下)・討議
「海の黒曜石」から「山の黒曜石」ヘ-見高段間遺跡の消長と黒曜石交易- 池谷信之
古代日本における仏教の普及-仏法僧の交易をめぐって- 菱田哲郎
討議
論文
古墳における造り出し周辺遺物群の様相-配置と組成を中心に- 渕ノ上隆介
研究ノート
土器のカテゴリー変化に関する認知考古学的研究-板付系と突帯文系の検討から- 黒木梨絵
書評
小林謙一著『縄紋社会研究の新視点-炭素14年代測定の利用-』 山本直人
鈴木公雄著『考古学はどんな学問か』 羽生淳子
日本考古学協会編『第3次 埋蔵文化財白書-遺跡の保護と開発のはざま-』 小笠原好彦
新刊紹介
文化庁編『発掘された日本列島2005 新発見考古速報』 佐藤寛介
トリスタン・アルブース・バスティド著『弥生時代の環濠集落の構造』 髙橋浩二
エッセイ・考古学との対話
「国史」の想像力と考古学 李成市
考古学の新地平
パブリック考古学最前線(3) 大衆性とナショナリズムの二重奏 権五栄・金武重
地域情報
徳島だより 第十堰が提起する問題 栗林誠治
日本の遺跡・世界の遺跡
奈良県御所市 極楽寺ヒビキ遺跡 北中恭裕・十文字健
オーストリア北アルプス ウラーフェルゼン遺跡 岩瀬 彬
委員会の窓
会員つうしん
<第52巻第4号(通巻208号) 2006年3月>
展望
日本考古学界におけるジェンダー 川宿田好見
WAC lnter‐Congress Osaka 2006 (世界考古学会議中間会議大阪大会)参加記 赤山容造
WAC中間会議大阪大会の舞台裏 井上智博
陵墓問題2005 石坂泰士・大久保徹也・山口雄治
考古学研究会第52回総会趣旨説明・研究報告要旨
趣旨説明(統一テーマ「流通・交換の諸相」をめぐって) 大久保徹也
「博多湾貿易」の成立と解体-古墳時代初頭前後の対外交易機構- 久住猛雄
5,6世紀の日朝交渉と地域社会 高田貫太
縄文時代蛇紋岩製石斧の流通 池田 晋
瓦当文様の受容に関する一考察 梶原義実
異文化・商品・共生-交易と古代北海道狩猟採集社会の転換- 瀬川拓郎
儀礼と交換-弥生Ⅰ期の秋田平野から津軽平野の事例- 高瀬克範
論文
儀杖の系譜 樋上 昇
国家形成と王墓 土生田純之
中国における楽器の発達に関する基礎的研究 今村佳子
書評
中井正幸著『東海古墳文化の研究』 福永伸哉
一瀬和夫著『大王墓と前方後円墳』 野崎貴博
新刊紹介
小笠原好彦著『日本古代寺院造営氏族の研究』 菱田哲郎
エッセイ・考古学との対話
世界考古学会議(WAC)での「月の輪運動」の報告をめぐって 吉田 晶
考古学の新地平
パブリック考古学最前線(4) 「文化財の保護と活用」とパブリック考古学 岡村勝行
日本の遺跡・世界の遺跡
島根県奥出雲町 原田遺跡 島根県教育委員会
イタリア ソンマ・ヴェスヴィアーナ市のローマ時代遺跡 杉山浩平・松田 陽・岩城克洋・向井朋生
会員つうしん
<第53巻第1号(通巻209号) 2006年6月>
展望
特集 これからの博物館を考える
特集にあたって 新納 泉
新しい博物館像を展望するために-大阪府立博物館における指定管理者制度の導入をめぐって- 阪田育功
美術展示が紡ぎ出す歴史展示-九州国立博物館が目指したもの- 河野一隆
他者のまなざし-大阪府立狭山池博物館の試み- 有井宏子
博物館が拓くフリーバリア社会-“気づき”と“築き”の触文化展から- 広瀬浩二郎
日本水中考古学発展への模索-世界の水中考古学研究との比較を通じて- 木村 淳
考古学研究会関西例会シンポジウム「都城周辺の都市的景観」参加記 木村理恵・高橋照彦
論文
型式と素地-縄文時代早期後葉の繊維土器をテーマに- 井上智弘
陶邑窯跡群の地域差と技術拡散 菅原雄一
韓国における陥し穴と狩猟法の検討 金度憲(訳・解説:庄田慎矢・佐藤宏之)
書評
甘粕健著『前方後円墳の研究』 岸本直文
出穂雅実・高瀬克範編『論集 忍路子Ⅰ』 山田 哲
エッセイ・考古学との対話
狩猟採集民研究をめぐる新たな関係-生態人類学と考古学- 池谷和信
考古学の新地平
考古学と時空間情報(1) 変わる測量の世界 金田明大
地域情報
島根だより 最近の田和山遺跡-保存運動に参加した団体が活動を継続- 今岡 稔
日本の遺跡・世界の遺跡
佐賀県佐賀市 東名遺跡 西田 巌・中野 充・甲元眞之・松井 章
コンクリートの困惑:イングランド東南部の防衛遺跡群 ジョン・スコフィールド(訳:松木武彦)
考古学研究会第52回総会報告
<第53巻第2号(通巻210号) 2006年9月>
展望
第19回国際放射性炭素会議参加記 藤尾慎一郎
文化財保存全国協議会第37回千葉大会への参加記 小茄子川歩
考古学研究会第52回総会研究報告(上)
儀礼と交換-弥生Ⅰ期の秋田平野から津軽平野の事例- 高瀬克範
5,6世紀の日朝交渉と地域社会 高田貫太
異文化・商品・共生-交易と古代北海道狩猟採集社会の転換- 瀬川拓郎
論文
有孔鉄鏃からみた古墳副葬鉄鏃の系譜 岩井顕彦
遺跡の保護と行政改革-日本・イギリス・フランスの現状分析- 稲田孝司
研究ノート
ブリテン石室墳研究の現状-墳墓の比較考古学のために- 松木武彦
書評
宮本一夫著『中国の歴史01 神話から歴史へ 神話時代 夏王朝』 飯島武次
都出比呂志著『前方後円墳と社会』 一瀬和夫
新刊紹介
文化財保存全国協議会編『新版 遺跡保存の辞典』 福井 優
エッセイ・考古学との対話
分子人類学と考古学 篠田謙一
考古学の新地平
考古学と時空間情報(2) 進むデジタルデータの整備 新納 泉
日本の遺跡・世界の遺跡
広島県福山市 二子塚古墳 福山市教育委員会
インドネシア ブトン島ウォリオ城跡 坂井 隆
会員つうしん
<第53巻第3号(通巻211号) 2006年12月>
展望
朝鮮民主主義人民共和国における遺跡の表示施設 高橋 潔
先・原史学国際学会第15回会議に参加して 冨井 眞
考古学研究会第52回総会研究報告(下)・討議
縄文時代蛇紋岩製石斧の流通 池田 晋
瓦当文様の受容に関する一考察 梶原義実
討議
論文
武蔵野台地北部における野水と後期旧石器時代遺跡群の展開 森野 讓
石見型埴輪の分布と樹立古墳の様相 和田一之輔
研究ノート
奈良県四分遺跡出土の弥生時代人骨における傷痕の形態学的分析 大藪由美子
エッセイ・考古学との対話
考古復原イラストレーション 早川和子
考古学の新地平
考古学と時空間情報(3) 予知とシミュレーション 津村宏臣
書評
岡村秀典著『中国古代王権と祭祀』 中村慎一
地域情報
栃木だより 子どもたちにとっての埋蔵文化財 馬場秀典
日本の遺跡・世界の遺跡
埼玉県東松山市 反町遺跡 富田和夫・赤熊浩−((財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団)
モンゴル トーラ川流域の契丹城郭 臼杵 勲・千田嘉博・前川 要
委員会の窓
会員つうしん
<第53巻第4号(通巻212号) 2007年3月>
展望
国際学会「ネアンデルタール人発見150年:初期ヨーロッパ人-連鎖と断絶」参加記 佐野勝宏
陵墓問題2006 大久保徹也
「平城宮跡地下の高速道路計画に対する要望書」について 考古学研究会常任委員会
考古学研究会第53回総会趣旨説明・研究報告要旨
趣旨説明(統一テーマ「社会の変容と交流」をめぐって) 小林青樹
狩猟具から見た旧石器時代社会の変容と交流-後期旧石器時代後半の様相を中心として- 藤野次史
銅鏡生産の変容と交流 森下章司
古墳時代初頭の瀬戸内海ルートをめぐる土器と交流 次山 淳
関東における古墳形成の特性 白井久美子
縄文社会の変容と弥生社会の形成 小林青樹
考古学研究会第52回総会研究報告
「博多湾貿易」の成立と解体-古墳時代初頭前後の対外交易機構- 久住猛雄
論文
打製石斧と横刃型石器の器種認定-桑飼下遺跡出土資料の再検討- 板倉有大
東京都下宅部遺跡における14C年代研究-縄文時代後期から晩期の土器付着炭化物と漆を例として-
工藤雄一郎・小林謙一・坂本 稔・松崎浩之
南海産貝輪生産活動の研究 橋本美佳
書評
外山秀一著『遺跡の環境復原-微地形分析,花粉分析,プラント・オパール分析とその応用』 中山誠二
新刊紹介
春成秀爾著『考古学はどう検証したか-考古学・人類学と社会』・『考古学者はどう生きたか-考古学と社会』 小笠原好彦・土井基司
エッセイ・考古学との対話
認知心理学と認知考古学 箱田裕司
考古学の新地平
考古学と時空間情報(4) シミュレーション考古学の展望 新納 泉
日本の遺跡・世界の遺跡
岡山県備前市 伊部南大窯跡 備前市教育委員会
グアテマラ共和国 アグアテカ遺跡 青山和夫
会員つうしん
<第54巻第1号(通巻213号) 2007年6月>
考古学研究会第53回総会報告
展望
神奈川県における埋蔵文化財行政の現状-(財)かながわ考古学財団の見直し・廃止問題を中心に- 渡辺 外
スウェーデンの遺跡保護制度と事前調査の実際 椎名慎太郎
陵墓立入りに関する書陵部の新方針 大久保徹也
「第41回『建国記念の日』を考える岡山県民のつどい」参加記 野崎貴博
論文
敲打製石製品の製作技術-石皿の素材採集から製作までを中心に- 上條信彦
大規模集落と手工業生産にみる弥生中期後葉の長野盆地南部 馬場伸一郎
古墳時代前期の刀装具 豊島直博
研究ノート
水中考古学と海事考古学の定義に関する問題 木村 淳
書評
麻柄一志著『日本海沿岸地域における旧石器時代の研究』 絹川一徳
小玉道明著『考古の社会史-伊賀・伊勢・志摩・東紀州考古記録-』 小笠原好彦
新刊紹介
春成秀爾著『儀礼と習俗の考古学』 松本直子
エッセイ・考古学との対話
遺跡探査雑感 西村 康
考古学の新地平
発掘現場の地球科学(1) ジオアーケオロジーの視点 松田順一郎
地域情報
鹿児島だより 国史跡上野原遺跡と埋蔵文化財センターの役割 新東晃一
日本の遺跡・世界の遺跡
新潟県 山元遺跡 滝沢規朗
ロシア共和国ハバロフスク州 ノヴォトロイツコエ12遺跡
内田和典・I.シェフコムード・松本 拓・M.ガルシコフ・S.コスチナ・橋詰 潤・山田昌久・大下 明
会員つうしん
<第54巻第2号(通巻214号) 2007年9月>
展望
特集 博物館制度はどう変わるのか-課題と展望-
特集にあたって 小林青樹・松本直子
「これからの博物館の在り方に関する検討協力者会議」報告書をめぐって 鷹野光行
博物館法改正への経緯と望まれる学芸員資格と学芸員養成 青木 豊
博物館制度の見直しと公立博物館 高井健司
陵墓をめぐる2007年度上半期の動向 大久保徹也・光本 順
第38回文化財保存全国協議会三重大会参加記 三好元樹
考古学研究会第53回総会報告(上)
縄文社会の変容と弥生社会の形成 小林青樹
銅鏡生産の変容と交流 森下章司
論文
AMS14C年代測定試料の検討と縄紋住居居住期間の推定 小林謙一
古典期マヤ国家の権力基盤-グアテマラ共和国アグアテカ遺跡と周辺遺跡の石器研究を中心に- 青山和夫
新刊紹介
毛利和雄著『高松塚古墳は守れるか』 岸本道昭
エッセイ・考古学との対話
考古学とロボット 道方しのぶ
考古学の新地平
発掘現場の地球科学(2) 遺跡マトリクスの現場処置 別所秀高・松田順一郎
日本の遺跡・世界の遺跡
大阪府松原市 池内遺跡 平田洋司・永田由香(財団法人大阪府文化財センター)
スコットランド カムスター積石塚群とケイスネス地方の石室墳 松木武彦
資料
2007年5月24日付け日本学術会議声明「博物館の危機をのりこえるために」
会員つうしん
<第54巻第3号(通巻215号) 2007年12月>
展望
考古学研究会の1990年改革と現在 稲田孝司
考古学研究会第53回総会研究報告(下)・討議
狩猟具から見た旧石器時代社会の変容と交流-後期旧石器時代後半の様相を中心として- 藤野次史
古墳時代初頭の瀬戸内海ルートをめぐる土器と交流 次山 淳
関東における古墳形成の特性 白井久美子
討議
論文
中央高地における縄文時代の黒曜石消費量の推移 塚原秀之
埴輪生産からみた須恵器工人-「淡輪技法」の解釈と系譜をめぐって- 辻川哲朗
書評
福永伸哉著『三角縁神獣鏡の研究』 澤田秀実
エッセイ・考古学との対話
出土繊維調査 藤ノ木古墳から勝負砂古墳へ 𠮷松茂信
考古学の新地平
発掘現場の地球科学(3) 遺跡マトリクス試料の分析 松田順一郎・辻 康男・井上智博
地域情報
富山だより 「平成の大合併」前後の埋蔵文化財を取り巻く状況 髙橋浩二
日本の遺跡・世界の遺跡
鹿児島県南種子町 広田遺跡 石堂和博・徳田有希乃(南種子町教育委員会)
オマーン ラス・ジプス貝塚 津村宏臣
委員会の窓
会員つうしん
<第54巻第4号(通巻216号) 2008年3月>
展望
関西例会記念シンポジウム「古墳時代の首長居館をめぐる諸問題」参加記 中久保辰夫
「第42回『建国記念の日』を考える岡山県民のつどい」参加記 岩﨑紅美
「大阪府知事への要望書」について 考古学研究会常任委員会
考古学研究会第54回総会研究集会趣旨説明・報告要旨
趣旨説明(統一テーマ「集落から都市へ-集団関係の諸相-」をめぐって) 稲田孝司・大久保徹也
先史古代の集落・都市と集団関係 稲田孝司
弥生〈集住〉集落の基本特性 秋山浩三
縄文時代の環状集落と集団関係 谷口康浩
弥生集落の集団関係と階層性 田﨑博之
奈良盆地の古墳時代集落と居館-その画期と集団関係- 坂 靖
6,7世紀の宮と支配関係 仁藤敦史
論文
中国地方縄文時代中・後期の居住形態 山口雄治
蝦夷の武装 津野 仁
中世北東アジアにおける窯業生産・物流システムの変遷と構造 中澤寛将
N. G. Munroと鳥居龍蔵:「ドルメン論争」の再発見 ラファエル・アバ
書評
松木武彦著『日本列島の戦争と初期国家形成』 寺前直人
新刊紹介
日本第四紀学会・町田洋・岩田修二・小野昭編『地球史が語る近未来の環境』 野口 淳
エッセイ・考古学との対話
歴史資料ネットワークの活動と月の輪古墳発掘運動 奥村 弘
考古学の新地平
発掘現場の地球科学(4) 景観復元のために 松田順一郎
史跡公園は今・保存と活用への新たな動き
市民と生徒による手づくり弥生っこ村-秋田県地蔵田遺跡- 小野隆志
日本の遺跡・世界の遺跡
宮崎県清武町 上猪ノ原遺跡第5地区の調査 秋成雅博
アメリカ オレゴン州 サンケン・ビレッジ遺跡 菅野智則・山本直人・宮尾 亨・岩崎厚志・松井 章
会員つうしん
<第55巻第1号(通巻217号) 2008年6月>
展望
特集 大阪府の博物館「見直し」問題を考える
特集にあたって 編集委員会
大阪府の博物館の現状と課題-大阪府財政再建プログラム案の波の中で- 一瀬和夫
博学連携の現状と課題-弥生文化博物館のアンケートから- 吉村 健
池上曽根弥生学習館の来し方7年-大阪府池上曽根遺跡と弥生文化博物館との関係を通して- 虎間麻実
考古学研究と博物館-〈快適環境づくり〉と自治体・研究者の役割- 広瀬和雄
五社神古墳(現神功皇后陵)の立入り観察に参加して 大久保徹也・新納 泉
論文
弥生時代の重複住居からみる集落の動態 浜田晋介
都市と「伝統」の創出-彩文土器の変容からみたインダス文明の成立と展開- 小茄子川歩
研究ノート
形成理論の課題 中沢祐一
書評
菱田哲郎著『古代日本 国家形成の考古学』 藤田和尊
松井章著『動物考古学 Fundamentals of Zooarchaeology in Japan』 富岡直人
考古学の新地平
変革期の考古学者(1) 私たちはどこにいるか? 岡村勝行・松田 陽
日本の遺跡・世界の遺跡
滋賀県 塩津港遺跡 財団法人滋賀県文化財保護協会
カンボディア王国 アンコール・西トップ寺院 石村 智
考古学研究会第54回総会・研究集会報告
資料
埋蔵文化財発掘調査体制等の整備充実に関する調査研究委員会(文化庁) 『今後の埋蔵文化財保護体制のあり方について(報告)』(平成20年3月31日)
会員つうしん
<第55巻第2号(通巻218号) 2008年9月>
展望
小特集 各地の埋蔵文化財保護体制 ‘2008’-文化庁「今後の埋蔵文化財保護体制のあり方について(報告)」を受けて-
藤沢 敦・阿久津久・立花 実・肥後弘幸・森岡秀人・栗林誠治・𠮷留秀敏
イースター島から飛鳥へ-文化財保護の異業種,学際協力- 毛利和雄
ヌビア遺跡群のいま-世界遺産条約制定のきっかけとなった遺跡群が語るもの- 関廣尚世
日本旧石器学会の近況とアジア旧石器協会の設立 稲田孝司
双方向性の遺跡説明会を目指して-鹿児島大学構内遺跡説明会における取り組み- 真邉 彩・大屋匡史・河野裕次・榊原えりこ
豊島から見る島嶼部の考古学-「島の学校」への参加を通して- 遠部 慎・五十嵐聡江
考古学研究会第54回総会研究集会報告(上)
奈良盆地の古墳時代集落と居館-前期~中期における政治動向- 坂 靖
6,7世紀の宮と支配関係 仁藤敦史
論文
弥生時代における土器生産の展開-民族事例との比較研究- 長友朋子
研究ノート
古気候データから見た考古遺跡における洪水痕跡 谷岡能史
新刊紹介
林茂樹・上伊那考古学会編『神子柴-後期旧石器時代末から縄文時代草創期にかかる移行期石器群の発掘調査と研究-』 西田和浩
エッセイ・考古学との対話
現代思想と考古学-ものものしい思考の可能性- 佐藤啓介
考古学の新地平
変革期の考古学者(2) 何が語れるか,何を語るべきか 岡村勝行・松田 陽
史跡公園は今・保存と活用への新たな動き
調査研究と活用のあり方を模索しながら-大宰府史跡・観世音寺- 岡寺 良
日本の遺跡・世界の遺跡
富山県氷見市 上久津呂中屋遺跡 町田賢一((財)富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所)
大韓民国 慶州四天王寺址 国立慶州文化財研究所 四天王寺址発掘調査団
会員つうしん
<第55巻第3号(通巻219号) 2008年12月>
展望
特集 発掘調査資格制度を考える-行政と大学教育からの分析と展望-
なぜ発掘資格へと至るのか 杉本 宏
市町村の埋蔵文化財保護行政と資格制度 立花 実
発掘資格制度と地方大学 清家 章
文化財保護行政の将来と資格制度 大久保徹也
世界に発信する日本考古学-第6回世界考古学会議参加記- 井上智博・橋本裕子
前代表委員 河瀬正利さんの逝去を惜しむ 小笠原好彦
考古学研究会第54回総会研究集会報告(下)・討議
先史-古代の集落・都市と集団関係 稲田孝司
縄文時代の環状集落と集団関係 谷口康浩
弥生集落の集団関係と階層性 田﨑博之
討議
論文
近畿前期弥生土器再編 豆谷和之
書評
比田井民子・伊藤健・西井幸雄編『後期旧石器時代の成立と古環境復元』 藤野次史
考古学の新地平
変革期の考古学者(3) 「考古学」を発掘する 岡村勝行・松田 陽
地域情報
宮城だより 災害に強い文化財保護体制を目指して 藤沢 敦
日本の遺跡・世界の遺跡
三重県 筋違遺跡 川崎志乃
中華人民共和国 浙江省 田螺山遺跡 中村慎一・槙林啓介・村上由美子・小柳美樹
委員会の窓
会員つうしん
<第55巻第4号(通巻220号) 2009年3月>
展望
特集 続,発掘調査資格制度を考える-行政と大学教育からの分析と展望-
市町村埋蔵文化財行政に資格は必要か? 村松 篤
埋蔵文化財の活用と資格制度-市町村の視点から- 佐野 隆
埋蔵文化財の資格を考える 辻 秀人
発掘担当者に必要とされること 杉井 健
大阪府立博物館等の「見直し」の経過について 寺前直人
現代アートと考古学-第5回「犬島時間」参加記- 遠部 慎・岡嶋隆司・畑山智史
考古学研究会第55回総会研究集会趣旨説明・報告要旨
趣旨説明(統一テーマ「親族と社会関係」をめぐって) 吉田 広
古人骨資料から見た縄文時代の社会集団 舟橋京子
祖先祭祀と集団関係 設楽博己
近畿地方弥生時代の親族集団と社会構造 藤井 整
古墳時代における父系化の過程 清家 章
論文
弥生時代開始年代をめぐる炭素14年代測定土器の検討 宮地聡一郎
生駒山西麓地域における古墳時代中期の古墳群形成の特質 西本和哉
サンゴ礁漁撈の民族考古学-ボルネオ島サマによるサンゴ礁漁撈の定量データ分析を通して- 小野林太郎
先史人種論争と考古科学史-明治時代から第二次世界大戦期を中心として- 富岡直人
書評
用田政晴著『琵琶湖をめぐる古墳と古墳群』 北條芳隆
岡村秀典著『中国文明 農業と礼制の考古学』 小笠原好彦
エッセイ・考古学との対話
龍と特殊器台 狩野 久
考古学の新地平
変革期の考古学者(4) 現代社会と積極的に関わっていく考古学を目指して 松田 陽・岡村勝行
史跡公園は今・保存と活用への新たな動き
日本で最初に復元した弥生集落の再整備-静岡県登呂遺跡- 岡村 渉
日本の遺跡・世界の遺跡
栃木県矢板市 高原山黒曜石原産地遺跡群剣ケ峯地区遺跡 石川 均(矢板市教育委員会)
フランス ヴォフレイ遺跡・グロット16遺跡 坂下貴則
会員つうしん
<第56巻第1号(通巻221号) 2009年6月>
展望
発掘調査資格制度の課題 岸本道昭
『文化財行政のあり方勉強会』-兵庫県内行政組織における文化財担当者の模索- 山本 誠
日南市の歴史を活かしたまちづくり-文化財担当職員としての関わり- 岡本武憲
「吉備路郷土館の未来を考える」シンポジウム参加記 幡中光輔
2008年度陵墓調査限定公開・立入り観察報告 菱田哲郎・野崎貴博
論文
朝鮮半島中南部における有柄式磨製石剣の編年と地域性 朴宣映
陶邑編年と九州の古墳時代須恵器について 木村龍生
研究ノート
コイ科魚類の咽頭歯と考古学-フナやコイを対象とした縄文・弥生時代の淡水漁撈- 中島経夫
書評
佐原真著・春成秀爾編『縄紋土器と弥生土器』 森岡秀人
新刊紹介
毛利和雄著『世界遺産と地域再生-問われるまちづくり-』 岩本正二
考古学の新地平
考古学と文献史学(1) 蝦夷と城柵 樋口知志
地域情報
兵庫だより 博物館等における埋蔵文化財活用の新たな試み 多賀茂治
日本の遺跡・世界の遺跡
岩手県北上市国見山廃寺跡 杉本 良・岩田貴之
〈続報〉栃木県矢板市高原山黒曜石原産地遺跡群剣ヶ峯地区遺跡(2) 栃木県矢板市教育委員会事務局
ロシア ニジネタンボフカ5遺跡 松本 拓・内田和典
考古学研究会第55回総会・研究集会報告
資料
埋蔵文化財発掘調査体制等の整備充実に関する調査研究委員会(文化庁)
『埋蔵文化財保護行政における資格のあり方について(中間まとめ)』(平成21年3月31日)
会員つうしん
<第56巻第2号(通巻222号) 2009年9月>
展望
箸墓古墳の炭素14年代考 新納 泉
韓国の若き研究者たちのまなざし-発掘現場検討会での議論- 大庭重信・別所秀高・井上智博
埋蔵文化財行政と資格制度-「埋蔵文化財の資格制度を考える」関西シンポジウムに参加して- 土井基司
考古学研究会第55回総会研究集会報告(上)
古人骨資料から見た縄文時代の社会集団 舟橋京子
縄文・弥生時代の祖先祭祀と親族組織 設楽博己
論文
北海道における縄文時代中・後期の「平地住居跡」とその暦年代 村本周三
古墳時代中期における韓式系軟質土器の受容過程 中久保辰夫
研究ノート
縄文時代初頭の石材消費と移動形態 藤山龍造
新刊紹介
白雲翔著・佐々木正治訳『中国古代の鉄器研究』 松井和幸
考古学の新地平
考古学と文献史学(2) 渡来人研究と考古学・文献史学 田中史生
史跡公園は今・保存と活用への新たな動き
大地が謳う歴史の物語を聞くところ-西都原古墳群- 北郷泰道(宮崎県立西都原考古博物館)
日本の遺跡・世界の遺跡
京都府与謝野町 日吉ヶ丘遺跡 与謝野町教育委員会
ドイツ連邦共和国 ネアンデルタール 広瀬繁明
<第56巻第3号(通巻223号) 2009年12月>
展望
近藤義郎さんの逝去を悼む 新納 泉・菱田哲郎
特集 イギリスの考古学の授業 矢野健一・酒井友梨佳・井上あい子
“酸素同位体ステージ3の考古学”の推進 小野 昭
マスコミ考古学の虚実-出雲市「最古の旧石器」をめぐって- 稲田孝司
「市町村埋蔵文化財行政巡検会」神奈川ラウンドに参加して 村松 篤
発掘調査資格制度を比較する 野崎貴博・岸本道昭・澤田秀実
考古学研究会第55回総会「現代社会と考古学」講演
近代日本の文化財と陵墓-政治や社会との関わりにおいて- 高木博志
考古学研究会第55回総会研究集会報告(下)
近畿地方弥生時代の親族集団と社会構造 藤井 整
古墳時代における父系化の過程 清家 章
論文
前方後円墳廃絶期の暦年代 新納 泉
研究ノート
古墳のデジタル測量と空間データ処理-岡山市・造山古墳のデジタル測量の成果から- 寺村裕史
群集墳被葬者層における須恵器の流通について 木許 守
書評
若狭徹著『古墳時代の水利社会研究』 坂 靖
坂靖著『古墳時代の遺跡学-ヤマト王権の支配構造と埴輪文化-』 若狭 徹
考古学の新地平
考古学と文献史学(3) 前方後円墳の時代の「共有の論理」 大平 聡
地域情報
長崎だより 松見裕二
日本の遺跡・世界の遺跡
三重県明和町史跡斎宮跡 大川勝宏(斎宮歴史博物館)
西アフリカ セネガル シヌ・サルーム貝塚群 松井 章
委員会の窓
<第56巻第4号(通巻224号) 2010年3月>
展望
大英博物館「THE POWER OF DOGU」展と東京国立博物館「国宝 土偶展」 中村耕作
スミソニアン博物館のオープンハウス 橋本裕子
コナベ古墳の限定公開 宇垣匡雅
奈良県香芝市における出土文化財廃棄事件について 考古学研究会常任委員会
地方分権改革推進委員会第3次勧告における博物館法見直し 平和・歴史教育委員会
考古学研究会第56回研究集会趣旨説明・報告要旨
統一テーマ「階層性と社会構造」をめぐって 光本 順
縄文時代における「階層性」と社会構造 山田康弘
弥生社会の組織と成層化-コミュニケーション・偶発性・ネットワーク- 溝口孝司
古墳時代における階層構造-その複雑性と等質性- 林 正憲
聖俗二重王権の構造-西ポリネシア・トンガの事例- 石村 智
考古学研究会第55回研究集会報告 コメントと全体討議
論文
周辺地域における集団秩序と統合過程-弥生時代中期から古墳時代前期の千葉県市原市域を中心に- 大村 直
日本列島初期の轡の技術と系譜 諫早直人
研究ノート
古代吉備における鉄生産の衰退 上栫 武
書評
ジナ・バーンズ Gina Lee Barnes著『日本における国家形成-4世紀における支配エリートの出現』 佐々木憲一
新刊紹介
堤隆著『ビジュアル版 旧石器時代ガイドブック』 佐藤良二
考古学の新地平
考古学と文献史学(4) 出土文字資料研究の成果 宮瀧交二
史跡公園は今・保存と活用への新たな動き
整備再開へ始動-史跡徳丹城跡整備活用基本構想の策定- 西野 修(岩手県矢巾町教育委員会)
日本の遺跡・世界の遺跡
山梨県北杜市 板橋遺跡 千葉 毅
北アメリカ フィグ島の環状貝塚群 伊藤慎二・瀬口眞司・Christopher Gillam
会員つうしん
<第57巻第1号(通巻225号) 2010年6月>
展望
発掘調査資格の国際比較 小川裕見子
「考古学の方法論を見直す-形式・時代・境界-」考古学研究会東京例会・石器文化研究会合同シンポジウム開催報告 野口 淳
河内大塚古墳(大塚陵墓参考地)の墳丘立入り観察 大久保徹也
論文
粘土帯土器文化期から原三国時代の社会と副葬習俗の変化 中村大介
倭における有機質製帽冠の系譜とその展開 小黒智久
研究ノート
スイジガイ由来の器財と文様 加藤俊平
近江系飛雲文軒瓦の年代と背景 中西常雄
書評
春成秀爾・小林謙一著『国立歴史民俗博物館研究報告 愛媛県上黒岩遺跡の研究』 栗島義明
考古学の新地平
戦争遺跡を問い直す(1) 近代の戦争と考古学-大阪府内の戦争遺跡の検討から- 江浦 洋
地域情報
北海道だより 青野友哉
日本の遺跡・世界の遺跡
岡山県岡山市 造山古墳 岡山大学考古学研究室
台湾 南科遺跡 野林厚志
考古学研究会第56回総会・研究集会報告
会員つうしん
委員会つうしん
<第57巻第2号(通巻226号) 2010年9月>
展望
第14回戦争遺跡保存全国シンポジウム南風原大会参加記 岩﨑紅美
文化財保存全国協議会第41回鞆大会参加記 井田 智
考古学研究会第56回総会研究集会報告(上)
縄文時代における階層性と社会構造-研究史的理解と現状- 山田康弘
弥生社会の組織とその成層化-コミュニケーション・偶発性・ネットワーク- 溝口孝司
論文
生産地分析からみた北武蔵の埴輪生産 城倉正祥
7世紀末~8世紀における土師器煮炊具の地域色-大和高原北部,奈良県山添村大西塚ノ本遺跡が属する地域の検討- 井戸竜太
研究ノート
古墳の墳丘高-吉備南部における変遷から- 宇垣匡雅
古代,金属装鉄刀の暦年代 福島雅儀
書評
野島永著『初期国家形成過程の鉄器文化』 魚津知克
文化庁文化財部記念物課・奈良文化財研究所編『発掘調査のてびき』-集落遺跡発掘編- -整理・報告書編-
文化財保存問題委員会
考古学の新地平
戦争遺跡を問い直す(2) 韓国考古学における戦争研究の現状 中村大介
史跡公園は今・保存と活用への新たな動き
人が集い心の宿る琉球のグスク-今帰仁城跡- 宮城弘樹
日本の遺跡・世界の遺跡
富山県砺波市 久泉遺跡 野原大輔
オマーン バート(Bat)遺跡群 近藤康久
会員つうしん
委員会つうしん
<第57巻第3号(通巻227号) 2010年12月>
展望
白保竿根田原同区追跡の発掘調査と沖縄における更新世人類研究の現段階 山崎真治・片桐千亜紀・米田 穣
「市町村埋蔵文化財行政巡検会」埼玉・ちばラウンドに参加して 大村浩司・吉田 敬
第15回考古学研究会東海例会「東海地方における古墳出現期の諸相-辻畑古墳出現の背景を考える-」参加記 渡井英誉
日本の歴史教育のおける先コロンブス期アメリカ大陸史とよりグローバルな「真の世界史」
青山和夫・坂井正人・井上幸孝・吉田栄人・多々良穣
岡山市半田山午砲台の復元 木幡廣伸・亀田修一・白石 純
考古学研究会第56回総会研究集会報告(下)
古墳時代における階層構造-その複雑性と等質性- 林 正憲
聖俗二重王権の構造 石村 智
考古学研究会第56回総会研究集会報告 コメントと全体討議
論文
東北地方のナイフ形石器-秋田県域後期旧石器時代前半期の事例から- 吉川耕太郎
縄文から弥生へ-岡山平野のケースから- 草原孝典
研究ノート
鳥居龍蔵の朝鮮半島調査実施時期をめぐって 石尾和仁
書評
稲田孝司編『恩原1遺跡』・稲田孝司著『旧石器人の遊動と植民・恩原遺跡群』 池田 晋
梶原義実著『国分寺瓦の研究-考古学からみた律令期生産組織の地方的展開-』 菱田哲郎
新刊紹介
森先一貴著『旧石器社会の構造的変化と地域適応』 堤 隆
考古学の新地平
戦争遺跡を問い直す(3) 楽園と戦争の考古学-パラオにおける水中戦争遺跡の調査- 石村 智
地域情報
高知だより 久家隆芳
日本の遺跡・世界の遺跡
島根県松江市 サルガ鼻洞窟遺跡 柳浦俊一
インド・グシャラート州 カーンメール遺跡 総合地球環境学研究所 インダス・プロジェクト
委員会の窓
<第57巻第4号(通巻228号) 2011年3月>
展望
史跡巨勢山古墳群の毀損について 藤田和尊
発掘報告書の閲覧環境整備に向けて-遺跡資料リポジトリの活用- 北條芳隆
文化財返還問題・日韓共同シンポジウム参加記 森本和男
新木山古墳(三吉陵墓参考地)の限定公開参加記 澤田秀実・中久保辰夫
座談会『発掘調査のてびき』をめぐって
考古学研究会第56回総会講演「現代社会と考古学」
記念物指定制度の90年 大久保徹也
考古学研究会第57回総会講演「現代社会と考古学」要旨
私たちはどこにいるか-現代考古学の社会学的考察- 岡村勝行
考古学研究会第57回研究集会趣旨説明・報告要旨
「〈日本考古学〉の時間と空間を再考する」をめぐって 寺前直人
日本考古学と時代区分 内田好昭
古墳築造周縁域における境界形成-南限社会と国家形成- 橋本達也
「世界」史の中の弥生文化-環境・認知・文化伝達- 松木武彦
埋めこまれた「原日本」-繰り返されるミネルヴァ論争- 矢野健一
論文
弥生時代北部九州における両刃石斧の消費形態-今山系石斧を中心として- 森 貴教
考古資料にみられる分布境界領域の様相-横穴式石室を資料として- 太田宏明
百舌鳥古墳群における近代の史蹟指定-塚廻古墳・収塚古墳・長塚古墳の史蹟の仮指定- 尾谷雅比古
書評
条里制・古代都市研究会編『日本古代の郡衙遺跡』 川尻秋生
新刊紹介
亀島山地下工場を語りつぐ会編『水島のなりたちと亀島山地下工場』 岩﨑紅美
考古学の新地平
戦争遺跡を問い直す(4) 近代戦争遺跡の歴史性と現代性 小田康徳
史跡公園は今・保存と活用への新たな動き
魅力あふれるフィールドミュージアムを目指して-鳥取県妻木晩田遺跡- 岡野雅則
日本の遺跡・世界の遺跡
鹿児島県徳之島 トマチン遺跡 新里貴之
中華人民共和国・四川省 成都平原製鉄遺跡群 村上恭通
会員つうしん
委員会つうしん
<第58巻第1号(通巻229号) 2011年6月>
東日本大震災にかかる緊急声明 代表委員 岸本道昭・菱田哲郎
研究集会の延期と震災緊急フォーラムの開催 岸本道昭・菱田哲郎
展望
震災後の2ヵ月間に思いめぐらせたこと-考古学研究会第57回総会に参加して- 高田貫太
考古学研究会第57回総会・震災フォーラム参加記 田中裕介
2010年度誉田御廟山古墳内堤立入り観察と世界遺産による保全構想 大久保徹也・澤田秀実・中久保辰夫
論文
前方後円墳の設計原理試論 新納 泉
マヤ文明の環境利用例としての石器製作と戦争-グアテマラ共和国ペテン地方南東部・中央西部の打製石器の通時的分析-
青山和夫・J.P.ラポルテ
研究ノート
黒土田遺跡の堅果類と縄文時代草創期土器群の年代に関する一考察 工藤雄一郎
霞ヶ浦南西岸における地形発達が縄文時代遺跡分布の認識に及ぼす影響 亀井 翼
横穴式石室の型式は被葬者の活躍期を示す 岸本直文
新刊紹介
杉山浩平著『東日本弥生社会の石器研究』 西田和浩
子どもたちに読んでもらいたい新刊3冊 古市秀治
國學院大學考古学研究室編『土にうもれた歴史をさぐる! 考古学がよくわかる事典 発掘の方法から遺物の見方まで』
阿部芳郎編著『考古学の挑戦 地中に問いかける歴史学』
小畑弘己・寺前直人・高橋照彦・田中史生『ジュニア日本の歴史1 国のなりたち 旧石器時代から飛鳥時代』
ココが聞きたいッ!考古学の最前線
第1回 津城制研究の到達点 井上和人(聞き手:陶澤真梨子・奥原このみ・石村 智)
地域情報
静岡だより 第二東名高速道路の建設と埋蔵文化財 富樫孝志
日本の遺跡・世界の遺跡
京都府精華町 鞍岡山3号墳の調査 大坪州一郎
アフガニスタン メセ・アイナク遺跡群 ケタープ・ハーン・ファイズィー,岩井俊平
考古学研究会第57回総会・震災緊急フォーラム報告
2011年度全国委員会報告
会員つうしん
<第58巻第2号(通巻230号) 2011年9月>
考古学研究会震災緊急フォーラム「東日本大震災に直面して」報告
大震災に直面して-宮城県の被災状況を中心に- 藤澤 敦
岩手県の被災状況 佐藤嘉広
東日本大震災の広がり-その他地域の概況- 富岡直人
これからを考える一助に-阪神・淡路大震災,人,埋蔵文化財- 岡村勝行
古代における災害と社会変容-9世紀後半の危機を中心に- 今津勝紀
阪神・淡路大震災とその復興を目指して行われた遺跡調査-16年という歳月を経て振り返る- 森岡秀人
展望
根来寺旧境内遺跡はこのままでいいのか 岸本直文
「市町村埋蔵文化財行政巡検会」山梨ラウンドに参加して 長谷川福次
論文
土器カテゴリの継承・変容-釣手土器の成立と展開における地域差- 中村耕作
関東地方における古墳出土石製模造品の製作構造について-上野の主要古墳を中心に- 佐久間正明
研究ノート
伊那盆地における縄文時代晩期の雑穀 遠藤英子・高瀬克範
古代都城における曹司の変遷 家原圭太
書評
石川日出志著『農耕社会の成立』 武末純一
石村智著『ラピタ人の考古学』 幡中光輔
座談会『発掘調査のてびき』その後
史跡公園は今・保存と活用への新たな動き
地域に愛される史跡と博物館を目差して-群馬県保渡田古墳群とかみつけの里博物館- 若狭真澄
日本の遺跡・世界の遺跡
滋賀県東近江市 相谷熊原遺跡 重田 勉・松室孝樹
岩手県奥州市 中半入遺跡 高木 晃
エルサルバドル共和国 チャルチュアパ遺跡 市川 彰
委員会つうしん
<第58巻第3号(通巻231号) 2011年12月>
展望
特集 震災に向き合う考古学(1) 災害と人間社会
東日本大震災による遺跡・文化財の被害と考古学 富岡直人
東日本大震災による岩手県の遺跡等被害状況と諸課題について 相原康二
弥生時代の防災遺構 岸本道昭
考古学研究会第57回総会講演「現代社会と考古学」
私たちはどこにいるか-現代考古学の国際比較から- 岡村勝行
考古学研究会第57回研究集会報告(上)
日本考古学の時代区分 内田好昭
「世界」史の中の弥生文化-環境・認知・文化伝達- 松木武彦
論文
荒川台型細石刃石器群の形成と展開-稜柱系細石刃石器群の生成プロセスを展望して- 佐藤宏之
研究ノート
不定形石器の使用痕・剥離面分析-石器の技術・機能形態学の統合試論- 高橋 哲
焼失住居からみた弥生時代の竪穴住居 馬路晃祥
書評
小野林太郎著『海域世界の地域研究-海民と漁撈の民族考古学-』 石村 智
金子守恵著『土器つくりの民族誌-エチオピア女性職人の地縁関係-』 長友朋子
ココが聞きたいッ!考古学の最前線
土器機能研究の最前線 小林正史(聞き手:纐纈文佳・山田侑生・吉田 広)
地域情報
山口だより-大内氏館跡の調査・整備・活用を中心に- 北島大輔
日本の遺跡・世界の遺跡
鹿児島県中種子町 立切遺跡ほか3遺跡 山元謙一・川口雅之
香川県高松市 船岡山古墳 徳島文理大学文学部・高松市教育委員会
ミクロネシア連邦 ポンペイ島のナン・マドール遺跡 片岡 修
考古学研究会第57回研究集会報告
委員会の窓
会員つうしん
委員会つうしん
<第58巻第4号(通巻232号) 2012年3月>
展望
特集 震災に向き合う考古学(2) 宮城県の津波痕跡
縄文時代における津波痕跡と文化財保護に関する問題 相原淳一
発掘調査で検出された仙台平野の津波痕跡 斎野裕彦
口蹄疫・新燃岳噴火・東日本大震災『考古学から「今」を考える』講演会参加記 松本 茂
考古学研究会第57回総会研究集会報告(下)・コメントと全体討議
古墳築造周縁域における境界形成-南限社会と国家形成- 橋本達也
埋めこまれた「原日本」-繰り返されるミネルヴァ論争- 矢野健一
コメントと全体討議
考古学研究会第58回総会講演「現代社会と考古学」要旨
考古学による日朝関係史研究の現状と課題 高田貫太
考古学研究会第58回総会研究集会趣旨説明・報告要旨
<日本考古学>の研究方法と理論 矢野健一・辻田淳一郎
集落址研究と時間尺度 石井 寛
弥生土器様式論 大塚達朗
古墳時代首長墓系譜論の系譜 下垣仁志
日本考古学の方法論-北アメリカ考古学との比較から- 佐々木憲一
論文
多賀城の墓制-集団墓地と単独墓- 柳澤和明
イラン北部,鉄器時代における葬送儀礼の機能的変化 有松 唯
書評
福岡市史編集委員会編『新修福岡市史』資料編考古③ 遺物からみた福岡の歴史 次山 淳
史跡公園は今・保存と活用への新たな動き
縄文文化を体感できる史跡を目指して-千葉県加曽利貝塚- 森本 剛
日本の遺跡・世界の遺跡
宮城県仙台市 沓形遺跡・沼向遺跡 斎野裕彦
中華人民共和国 浙江省龍泉市大窯楓洞岩窯址 徳留大輔
会員つうしん
<第59巻第1号(通巻233号) 2012年6月>
展望
特報
文化財からみた東日本大震災レポート-宮城県と岩手県の事例- 金田善敬
特集 震災に向き合う考古学(3) 様々な災害痕跡
文学史料がない時代の地震痕跡と災害 小野 昭
先史時代の土砂災害と人びとの暮らし 冨井 眞
福島県の原子力災害と歴史資料・考古学 菊地芳朗
考古学研究会 東京例会 ミニシンポジウム報告 西川修一
春日向山古墳・山田高塚古墳の立入り観察報告 森本 徹
情報社会と報告書問題 森本和男
論文
日朝における胡籙金具の展開 土屋隆史
陶棺からみる畿内と吉備 宮岡昌宣
研究ノート
群馬県中野谷松原遺跡に見る縄文時代前期の社会変化-ランクサイズ分布による分析- 塚原正典
縄文時代人の食性と集団間移動-安定同位体分析による試論- 日下宗一郎
書評
東村純子著『考古学からみた古代日本の紡織』 小笠原好彦
ココが聞きたいッ!考古学の最前線
カンボジアにおける考古学と文化遺産の継承 丸井雅子(聞き手:浦 蓉子・上月克己・石村 智)
地域情報
埼玉だより-三角縁神獣鏡・初発見- 佐藤幸恵
日本の遺跡・世界の遺跡
兵庫県神戸市 旧神戸外国人居留地遺跡 神戸市教育委員会
ブルガリア共和国 カラノヴォ遺跡 千本真生
考古学研究会第58回総会・研究集会報告
会員つうしん
委員会つうしん
<第59巻第2号(通巻234号) 2012年9月>
展望
特集 震災に向き合う考古学(4) 西日本の津波痕跡
山口県下関市梶栗浜遺跡における津波・高潮痕跡 濱崎真二・岡崎祐子・下山正一・市原季彦・大木公彦
遺跡からうかがえる津波の痕跡-石垣島嘉良嶽周辺の遺跡の検証を通して- 山本正昭
シンポジウム「農耕の起源」に参加して 坂口 隆
「第44回『建国記念の日』を考える岡山県民のつどい」参加記 古市秀治
考古学研究会第58回総会「現代社会と考古学」講演
考古学による日朝関係史研究の現状と課題-先史・古代を中心に- 高田貫太
考古学研究会第58回総会研究集会報告(上)
集落址研究と時間尺度 石井 寛
弥生土器様式論 大塚達朗
古墳時代首長墓系譜論の系譜 下垣仁志
論文
高麗王朝時代の朝鮮半島在来船研究と日本伝統船舶の発展論 木村 淳
史跡公園は今・保存と活用への新たな動き
文化遺産を活かした持続的なまちづくりへの挑戦-三重県斎宮跡- 大川勝宏
日本の遺跡・世界の遺跡
長野県中野市 柳沢遺跡 廣田和穂
ホンジュラス共和国 サン・フェルナンド・デ・オモア要塞 木野戸直
会員つうしん
委員会つうしん
<第59巻第3号(通巻235号) 2012年12月>
展望
特集 震災に向き合う考古学(5) 被災地文化財の現状と課題
東京電力福島第一原子力発電所事故における警戒区域と文化財 三瓶秀文
宮城県七ヶ浜町における被災文化財の現状と課題 田村正樹
釜石市の現状と課題 森 一欽
くらしとかかわる文化財のこれから-文化財保存全国協議会岡山大会参加記- 岸本道昭・纐纈文佳
根来寺遺跡を愛する人はいないのか 岸本直文
考古学研究会第58回総会研究集会報告(下)
日本考古学の方法論-アメリカ考古学との比較から- 佐々木憲一
考古学研究会第58回総会研究集会報告 コメント・全体討論
論文
縄文後期における多数合葬墓の埋葬過程-北海道カリンバ遺跡を中心に- 青野友哉
研究ノート
弥生時代の分銅 森本 晋
斜縁神獣鏡・斜縁四獣鏡の製作 實盛良彦
書評
マイケル R.ウォ−ターズ著(松田順一郎・高倉純・出穂雅実・別所秀高・中沢祐一 訳)『ジオアーケオロジー-地学にもとづく考古学-』
井上智博
田尻義了著『弥生時代の青銅器生産体制』 吉田 広
新刊紹介
宮城県考古学会『宮城考古学』第14号「特集 東日本大震災の記録(1)-文化財被害とレスキュー-」 富岡直人
ココが聞きたいッ!考古学の最前線
圧痕法による植物利用研究の最前線 小畑弘己(聞き手:徳富孔一・仲田周平・松本直子)
地域情報
大阪府だより-大阪府立弥生文化博物館「弥生時代入門講座」- 濱田延充
日本の遺跡・世界の遺跡
高知県 小蓮古墳と朝倉古墳 清家 章
カンボジア ポスト・アンコール期の遺跡群 佐藤由似
委員会の窓
会員つうしん・委員会つうしん
<第59巻第4号(通巻236号) 2013年3月>
展望
フランスの世界遺産ネットワーク 小川裕見子
土師ニサンザイ古墳(東百舌鳥陵墓参考地)限定公開参加記 笹栗 拓・仲辻慧大
第7回世界考古学会議(WAC-7)に参加して 上月克己
考古学研究会第59回総会講演「現代社会と考古学」要旨
現代社会と考古学の交錯-科学論の観点から- 小野 昭
考古学研究会第59回総会研究集会趣旨説明・報告要旨
『遺跡・遺産・考古学-調査研究/マネジメントの検証-』の射程 岡村勝行・内山敏行
遺跡調査と保護の60年-変遷と特質- 坂井秀弥
朝鮮古蹟調査事業と「日本」考古学 吉井秀夫
時空間情報科学・サービスとしての遺跡調査と情報統合-ドキュメンテーションとローカルナリッジベース- 津村宏臣
パブリック・アーケオロジーの観点から見た考古学と埋蔵文化財と文化遺産 松田 陽
論文
東の山と西の古墳 北條芳隆
南武蔵における戦国期の土器皿からみた地域圏-15世紀後半~16世紀代を中心として- 永越信吾
研究ノート
縄文晩期土器の製作工程の変化-近畿地方における事例研究- 松﨑健太
オマーン内陸域における歴史景観分析-累積可視域評価による中近世の景観の独自性- 宇佐美智之
戦時体制下の古墳保存行政 尾谷雅比古
書評
中村大介著『弥生文化形成と東アジア社会』 宮本一夫
史跡公園は今・保存と活用への新たな動き
広域遺跡保存整備の到達点とこれから-北海道標津遺跡群- 小野哲也
日本の遺跡・世界の遺跡
鹿児島県奄美大島 赤木名城とその文化的景観 中山清美
アメリカワシントン州 オゼット遺跡とマッド・ベイ遺跡 水沢教子・菅野智則・山本直人・松井 章
会員つうしん
会告
<第60巻第1号(通巻237号) 2013年6月>
展望
特報2
文化財からみた原子力災害と復興調査-震災から2年目を迎えた福島県と宮城県- 岸本道昭・澤田秀実
箸墓古墳と西殿塚古墳の立ち入り観察 岸本道昭
「第45回『建国記念の日』を考える県民のつどい」に参加して 松木武彦
論文
古墳時代の矢の構造 川畑 純
古墳時代後・終末期の喪葬観念-相模・南武蔵地域における横穴墓の様相を中心として- 柏木善治
本州東北部にアイヌ語系地名を残したのは誰か 松本建速
書評
松田陽・岡村勝行著『入門 パブリック・アーケオロジー』 石村 智
ココが聞きたいッ!考古学の最前線
考古資料の分析・保存の最前線 本田光子(聞き手:石田智子・福永将大・吉田 広)
地域情報
千葉だより 地域博物館の試みと展望-「東日本の古墳と渡来文化」展から- 小林孝秀
たより
大切なこと。歩いて,見て,想像すること。-東日本大震災と福島原発事故- 杉井 健
日本の遺跡・世界の遺跡
大阪府豊中市 桜井谷窯跡群2-2号窯跡 陣内高志
中国四川省甘孜チベット自治州炉霍県 宴爾龍・呷拉宗遺跡 宮本一夫
考古学研究会第59回総会・研究集会報告
会員つうしん
<第60巻第2号(通巻238号) 2013年9月>
展望
国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開参加記 杉本 宏・肥後弘幸
考古学研究会第59回総会研究集会報告(上)
遺跡調査と保護の60年-変遷と特質- 坂井秀弥
パブリック・アーケオロジーの観点から見た考古学,文化財,文化遺産 松田 陽
論文
縄文時代後晩期の伊豆・箱根・富士山の噴火活動と集落動態 杉山浩平・金子隆之
リモートセンシングによる石垣島サンゴ礁形成史の地域差推定-先史資源利用研究に向けて- 小林竜太・山口 徹・山野博哉
黒曜岩の語源 春成秀爾
書評
山岡拓也著『後期旧石器時代前半期石器群の研究-南関東武蔵野台地からの展望-』 森先一貴
新刊紹介
安蒜政雄著『旧石器時代人の知恵』 徳富孔一
日本の遺跡・世界の遺跡
奈良県高市郡明日香村 史跡・名勝飛鳥京跡苑池 東影 悠
ミャンマーの考古遺跡 青木 敬
<第60巻第3号(通巻239号) 2013年12月>
展望
福島県の原発事故被災地を訪問して-遺跡現地に立ち・考えること・忘れないこと- 西川修一
文化財の返還について-対馬の仏像問題解決に向けて- 森本和男
考古学研究会第59回総会講演
現代社会と考古学の交錯-科学論の観点から- 小野 昭
考古学研究会第59回総会研究集会報告(下)
朝鮮古蹟調査事業と「日本」考古学 吉井秀夫
時空間情報科学・サービスとしての遺跡調査と情報統合-ドキュメンテーションとローカルナリッジベース- 津村宏臣
考古学研究会第59回総会研究集会報告 コメント・全体討議
論文
石材資源調達の経済学-石器インダストリーの空間配置と技術に関する考察- 山田 哲
環付足金具をもつ鉄刀の編年 豊島直博
書評
水ノ江和同著『九州縄文文化の研究-九州からみた縄文文化の枠組み-』 瀬口眞司
地域情報
長野だより-恒川遺跡群と地域づくりの取組み- 澁谷恵美子
日本の遺跡・世界の遺跡
香川県さぬき市 津田古墳群 さぬき市教育委員会
聖地エルサレム 石村 智
委員会の窓
会員つうしん・委員会つうしん
<第60巻第4号(通巻240号) 2014年3月>
展望
東日本大震災の復興事業に伴う埋蔵文化財保護の取り組み 渡辺伸行
日本考古学の国際化 なぜ必要か?/何が必要か? 瀬口眞司・細谷 葵・中村 大・渋谷綾子
考古学研究会第60回総会講演要旨
世界から見た日本考古学-中国とカナダからのまなざし- 秦小麗
考古学研究会第60回総会研究集会趣旨説明・報告要旨
世界の中の日本考古学 石村 智・新納 泉
世界の中の縄文文化-国際化への布石- 瀬口眞司
世界の中の弥生時代-弥生文化の特質- 長友朋子
世界の中の古墳時代研究-比較考古学の観点から- 辻田淳一郎
世界の中の日本人考古学者-東南アジアのフィールドから- 丸井雅子
論文
北海道恵庭市カリンバ遺跡の大型合葬墓と埋葬様式-「多数合葬墓」をめぐる青野論文への回答- 上屋真一・木村英明
中国地方における造瓦工人集団の展開-いわゆる水切り瓦の事例- 小林新平
研究ノート
種実由来土器圧痕の解釈について 遠藤英子
6世紀前半の環境変動を考える 新納 泉
マヤ南部周縁地域における戦いの痕跡-チャルチュアパ遺跡を中心に- 市川 彰
初期国家論研究の成果と現在-初期国家プロジェクトを中心とした研究動向について- 須藤智恵美
新刊紹介
阿部浩一・福島大学うつくしまふくしま未来支援センター編『ふくしま再生と歴史・文化遺産』 岸本道昭
ココが聞きたいッ!考古学の最前線
特別編:考古学を学ぶ学生の声(関西編) 朝井琢也・上月克己・広瀬侑紀・福島 栞(聞き手:石村 智)
日本の遺跡・世界の遺跡
石川県能美市 能美古墳群 和田山23号墳 能美市教育委員会
ペルー共和国 ネペーニャ谷のワカ・パルティーダ遺跡 芝田幸一郎
会員つうしん・委員会つうしん